Foundation Servicesの再ホスティング

Foundation Services Java Webアプリケーションを新しいマシンに再ホスティングするには、EPM Systemコンフィグレータを使用してクラスタを作成し、Webサーバーを更新し、次にOracle HTTP Serverクラスタリングに基づいて、Foundation Servicesの論理Java WebアプリケーションがWebサーバーをポイントするように更新します。

この手順では、ノード1でFoundation Servicesがすでにインストールおよび構成されていることを前提としています。EPM Systemコンフィグレータでの構成時に、新規のShared Servicesデータベースの作成、新規のWebLogicドメインの作成、およびWebサーバーの構成も完了しています。

ノード2でFoundation ServicesJava Webアプリケーションを再ホスティングするには:

  1. ノード1でWebLogic管理サーバーを起動します。

  2. ノード2でFoundation Servicesをインストールおよび構成します。EPM Systemコンフィグレータでの構成時に、次のようにします:

    • 新規のEPM_ORACLE_INSTANCEを作成します。

    • Shared Servicesのデータベース構成時に、「前に構成されたShared Servicesデータベースに接続」を選択し、ノード1に対して構成したShared Servicesデータベースを指定します。

    • 同じWebLogicドメインに配置します。

    • Webサーバーを構成します。

  3. EPM Systemコンフィグレータを使用して、ノード1でWebサーバーを再構成します。

  4. ノード1でWebLogic管理サーバーを停止します。

  5. WebLogicノード・マネージャをノード1およびノード2の両方で起動します。たとえば、MIDDLEWARE_HOME/wlserver_10.3/server/bin内のstartNodeManager.cmdを実行します。

  6. ノード1でWebLogic管理サーバーを起動します。

  7. WebLogic管理サーバー・コンソールから、ノード1とノード2でShared Services管理対象サーバーを起動します。

    注意:

    ノード2でのShared Services起動の失敗を回避するために、WebLogic管理サーバー・コンソールを使用して、ノード2でShared Servicesを起動してから停止することをお薦めします。

  8. ノード1のWebサーバーのみを起動します。

  9. 次のURLを使用して、Shared Servicesにアクセスします: http://Node1:19000/interop/index.jsp

  10. 高可用性が機能していることをテストするために、ノード1のShared Servicesを停止し、Shared Servicesを次のURLを使用して再度起動します: http://Node1:19000/interop/index.jsp

    WebLogicは、ノード2からShared Servicesをリダイレクトして起動します。