EPM System製品をアンインストールすると、EPM Systemアンインストーラは、インストール場所からバイナリを除去します。デプロイメント内のどのインスタンスでも今後使用されないコンポーネントを完全に削除する場合にアンインストールを使用します。
注意! | EPM System製品をアンインストールすると、EPM Systemアンインストーラは、インストール・ディレクトリ内の全ファイルを除去します。アンインストールを実行する前に、保持するファイルは必ずバックアップしておくようにしてください。ファイルのバックアップについては、Oracle Enterprise Performance Management Systemバックアップおよびリカバリ・ガイドを参照してください。 |
EPM System製品をアンインストールするには:
(Windows) EPM_ORACLE_HOME/uninstall内のuninstall.cmdをダブルクリックします。
(Windows) Windowsのコントロール・パネルで、削除/アンインストールする「Oracle EPM System」を選択します。
(Windows) Windowsコンソールから、EPM_ORACLE_HOME/uninstall/に移動し、uninstall.cmdと入力します。
「スタート」メニューから、「プログラム」、「Oracle EPM System」、「EPM Systemのアンインストール」の順に選択します。
(UNIX) EPM_ORACLE_HOME/uninstallディレクトリに移動し、./uninstall.shと入力します。
(UNIX) EPM_ORACLE_HOME/uninstallディレクトリに移動し、./uninstall.sh -consoleと入力します。
アンインストールする製品を選択して、「次へ」をクリックまたは選択します。選択した製品の同じ層上のすべてのコンポーネントがアンインストールされます。
たとえば、任意のFinancial ManagementWebコンポーネントをアンインストールする場合、EPM SystemアンインストーラはすべてのFinancial ManagementWebコンポーネントをアンインストールします。
デフォルトでは、インストールされているすべての製品が選択されています。「すべて選択解除」を選択し、全製品に対する選択をクリアしてから、アンインストールする製品のみ選択します。
任意のReporting and Analysisコンポーネントをアンインストールすると、その他のすべてのOracle Hyperion Reporting and Analysisコンポーネントが使用不可になります。
EPM Oracleホーム・ディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリを削除するかどうかを指定します。
このオプションを選択すると、データ・ファイルやカスタマイズしたファイルも削除されます。
アンインストールする製品を確認した後、「次へ」をクリックまたは選択します。
EPM Systemアンインストーラにより、各アセンブリのアンインストールが完了するたびに進行状況の表示が更新されます。
注意: | アンインストールを取り消すには、「取消し」をクリックまたは選択します。「取消し」を選択すると、EPM Systemアンインストーラは、現在のアセンブリのアンインストールを停止し、そのアセンブリをインストール済の状態にロール・バックします。すでにアンインストールされたアセンブリのアンインストールは元に戻せません。 |
EPM Systemアンインストーラにより、アンインストールが成功したかどうかが示されます。アンインストールが部分的に失敗した場合、EPM Systemアンインストーラは、アンインストールできなかったアセンブリを指摘します。エラーの詳細はログ・ファイルを確認してください。ログ・ファイルは、EPM_ORACLE_HOME/diagnostics/logs/installにあります。アセンブリごとにproduct-install.logというログ・ファイルがあります。たとえば、hss-install.logなどです。
Windowsで、Oracle HTTP Serverをアンインストールした場合、再起動してインストールを完全に削除する必要があります。この手順は、再インストールする場合に必須です。
クライアントをアンインストールする際、マシンにインストールされているすべてのEPM Systemクライアントを削除する場合にのみ、「設定タイプ」ウィンドウで共通コンポーネントの削除を選択します。複数のEPM Systemクライアントが同一マシンにインストールされていて、1つのクライアントのみを削除する場合、共通コンポーネントの削除を選択解除します。