ヒープ・サイズの変更

管理対象サーバーのヒープ・サイズを変更するには:

  1. Windowsマシンの場合、Windowsレジストリ エディタを使用して、Windowsサービスのヒープ・サイズを変更します:

    1. 管理対象サーバーを変更する製品をホストしているマシンで、Windowsレジストリ エディタを開きます: 「スタート」「ファイル名を指定して実行」を選択し、regeditと入力してから、「OK」をクリックします。

    2. レジストリ エディタで「HKEY_LOCAL_MACHINE」「SOFTWARE」「Hyperion Solutions」「ManagedServerName」「WindowsServiceName_InstanceName」の順に選択します。

      たとえば、単一の管理対象サーバーを配置した場合、「HKEY_LOCAL_MACHINE」「SOFTWARE」「Hyperion Solutions」「EPMServer0」「HyS9EPMServer_InstanceName」の順に選択します。

      単一の管理対象サーバーをスケール・アウトした場合、スケールアウト・マシンで、「HKEY_LOCAL_MACHINE」「SOFTWARE」「Hyperion Solutions」「EPMServer1」「HyS9EPMServer_InstanceName」の順に選択します。

      たとえば、Oracle Hyperion Planningを配置した場合、「HKEY_LOCAL_MACHINE」「SOFTWARE」「Hyperion Solutions」「Planning0」「HyS9Planning_InstanceName」の順に選択します。

      配置内の管理対象小サーバーの完全なリストが必要な場合、配置レポートを実行します:

      EPM_ORACLE_INSTANCE/binに移動し、次のコマンドを実行します:

      epmsys_registry report deployment

      レポート・ファイル(deployment_report_YYYYMMDD_HHMMSS.html)は、EPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/reportsに格納されています。

    3. 値が-Xmxで始まる「JVMOptionX」(Xは1、2、...)を右クリックし、「修正」を選択します。

    4. 「値のデータ」で、値を環境に適した値に変更します。

      -XmxValuem

      たとえば、ヒープ・サイズを8GBに設定するには、次のように入力します:

      -Xmx8000m
    5. 「OK」をクリックします。

    6. レジストリ・エディタを閉じます。

    7. 「スタート」「すべてのプログラム」「Oracle EPM System」「Foundation Services」「EPM Systemの起動」の順に選択して、EPM Systemを起動します。

    8. 配置内の各マシンで、管理対象サーバーごとにこれらの手順を完了します。

  2. UNIXマシンの場合、またはWindowsマシンの別の方法では、製品の起動スクリプトで管理対象サーバーのヒープ・サイズを変更します:

    1. 管理対象サーバーを変更する製品をホストするマシンで、製品のカスタム起動スクリプトをテキスト・エディタで開きます:

      EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/deploymentScripts/setCustomParamsManagedServerName.bat|.sh

      たとえば、Foundation Services管理対象サーバーのヒープ・サイズを変更するには、EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/deploymentScripts/setCustomParamsFoundationServices.bat|.shを開きます。

    2. 次のようなエントリを変更します:

      set USER_MEM_ARGS=-Xms128m -XX:PermSize=64m -XX:MaxPermSize=256m -Xmx512m

      –XmxValuemの値を、環境に適した値に編集します。

    3. ファイルを保存します。

    4. 変更後、製品のスクリプトを再実行します。

    5. 配置内の各マシンで、管理対象サーバーごとにこれらの手順を完了します。