フォントの品質を改善したい場合、次の手順を実行します。
Interactive Reporting Serviceは、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management WorkspaceのBQYドキュメントがWebクライアントで一貫したルック・アンド・フィールになるように適切なフォントで構成する必要があります。Interactive Reporting ServiceでType1、TrueType、またはOpenTypeフォントを使用できるようにしてください。構成されるフォントは、対象となるすべての言語の文字をサポートしている必要があります。
Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System Installerでは、EPM_ORACLE_HOME/products/biplus/fontsディレクトリのAndale WTフォントをインストールし、これを使用するようにInteractive Reporting Serviceを構成します。このフォントは、西ヨーロッパ言語のほとんどの文字に加えて中国語、日本語、および韓国語をサポートします。
ユーザーは、使用方法に適したフォントを使用する必要があります。たとえば、西ヨーロッパ言語を使用して、Windows型のルック・アンド・フィールを求める場合は、MicrosoftのTrueType Webフォントをダウンロードして次のように構成できます:
EPM WorkspaceでMicrosoftのTrueType Webフォントを使用できるようにするには:
ダウンロードしたMicrosoftのフォントを使用する場合は、cabextractユーティリティを使用して、各ファイル(*.exe)を新しく作成したディレクトリに抽出します:
downloadLocation/cabextract -d directory CAB file
ヒント: | Cabextractは、フォント・ファイルを抽出できるオープン・ソース・ツールです。これはWebからダウンロードできます。 |
ttmkfdirユーティリティを使用して、フォント・ファイルが格納されているディレクトリにfonts.dirファイルを作成します。
ヒント: | ttmkfdirユーティリティは、次のURLからダウンロードできます: http://packages.debian.org/stable/x11/ttmkfdir |
fonts.dirディレクトリを環境変数FONT_PATHに追加するか、EPM_ORACLE_HOME/common/raframeworkrt/11.1.2.0/bin/set_common_env.sh内のBQ_FONT_PATH環境変数に追加します。