ユーザー・アカウントの準備

Windows:

インストールおよび構成には管理者ユーザーを使用しないでください。EPM SystemインストーラおよびOracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemコンフィグレータを管理者権限を持つユーザーとして実行します。管理者および同じユーザーとしてEPM Systemのすべての製品をインストールし、構成します。
製品で要求される場合は、ローカル・ポリシーを割り当てます。Windowsの場合、通常、ユーザーIDには「OSの一部としての動作」、「走査チェックのバイパス」、「バッチ・ジョブとしてのログオン」、および「サービスとしてログオン」が必要です。
Windows 2008環境でインストールする前に、必ずユーザーアカウント制御(UAC)を無効にしてください。ユーザー・アクセス制御の無効化を参照してください。
アップグレード時、メンテナンス・リリースの適用時、またはこのサーバーの適用時には、前のリリースのインストールおよび構成に使用したのと同じユーザー・アカウントを使用します。

UNIX

(rootユーザーでない)ユーザー・アカウントを準備します。すべてのEPM System製品を同じユーザーとしてインストールおよび構成します。UNIXマシンでは、すべてのOracle製品について、インストールを行うユーザーは同じグループに属している必要があります。このグループには、中央インベントリ(oraInventory)に対する書込み権限が必要です。
他のOracle製品をすでにインストール済の場合、EPM System製品をインストールするユーザーは他のOracle製品をインストールしたユーザーと同じグループに属している必要があります。たとえば、両方のユーザーがoinstallに属している必要があります。EPM System製品をアップグレードする場合は、前のリリースのコンポーネントをインストールするために複数のユーザーを使用した場合でもこの要件に従ってください。

インストールと構成に使用されるアカウントのパスワードは次のガイドラインに準拠する必要があります: