他の製品を正しく構成するために、Foundation Servicesをインストールして構成する必要があります。一般的に、新しい配置については、各マシンにおいて、全EPM System製品をそのマシン上にインストールされている製品に対して同時に構成することをお薦めします。デフォルトでは、EPM Systemコンフィグレータによってすべての製品があらかじめ選択されます。
EPM System製品の以前のリリースからアップグレードする場合、構成順序の詳細は、アップグレード・チェックリストを参照してください。
構成順序の注意:
最初にFoundation Servicesを構成します。他の製品を正しく構成するために、Foundation Servicesをインストールして構成する必要があります。次に、配置内のマシンごとに、マシンにインストールされる製品について全EPM System製品を一度に構成します。
最後にWebサーバーを構成します。(Foundation Servicesの「Webサーバーの構成」タスクを選択します。)その後、Webサーバーを再起動し、EPM Workspaceをリフレッシュします。Oracle HTTP Serverを共有ドライブに構成した場合、Webサーバーを再起動し、EPM Workspaceをリフレッシュするだけです。Webサーバーを再構成する必要はありません。EPM Workspaceのリフレッシュを参照してください。
各マシンの構成を完了して、別のマシンのEPM Systemコンフィグレータを起動する前に、EPM Systemコンフィグレータを終了します。
分散環境で構成する場合は、すべてのマシンでShared Servicesデータベースを構成します。最初のマシンで、Shared Servicesレジストリを設定します。後続のマシンの構成では、「前に構成されたShared Servicesデータベースに接続」を選択し、これにより、マシンはShared Servicesレジストリの場所を識別できます。
追加の製品を配置する場合は、Foundation Servicesをホストする各マシンで、Webサーバーを再構成してから再起動します(またはOracle HTTP Serverを共有ドライブに構成した場合は再起動するだけです)。
次に、配置内の各Foundation Servicesホスト・マシン上のEPM Workspaceをリフレッシュします。
EPM Workspaceのリフレッシュを参照してください。
「データベースの構成」タスクを、「アプリケーション・サーバーへの配置」タスクと同時、または以前に実行する必要があります。
分散環境でFinancial Managementを構成する場合は、すべてのIIS WebアプリケーションおよびJava Webアプリケーションを同じマシンにインストールし、アプリケーション・サーバーへの配置タスクおよびFinancial ManagementのWebサーバーの構成タスクを同じマシンで実行する必要があります。
Financial Close Managementを構成する場合、必要な構成順序があります。Financial Close Management (Close ManagerおよびAccount Reconciliation Manager)のインストール・チェックリストを参照してください。
EPM Systemコンフィグレータを使用した自動Webサーバー構成は、EPM Systemインストーラ(Oracle HTTP ServerまたはプロキシWebサーバー)またはIISによってインストールされたWebサーバーに対してのみサポートされています。
Financial Reportingサーバー、Web Analysis、FDMEE、Strategic FinanceおよびFDMをホストするマシン上でこれまで実行したことがない場合は、Financial Managementの「DCOMの構成」タスクも実行する必要があります。
構成を完了した後で、製品について必要な手動構成タスクを実行します。
EPM Systemのクラスタリングおよびスケーリングの詳細は、<guideTitle>Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemの配置オプション・ガイド</guideTitle>を参照してください。
EPM Systemコンフィグレータを使用して全構成タスクを完了した後で次の製品を構成します:
Oracle Data Relationship Management。<guideTitle>Oracle Hyperion Data Relationship Managementインストール・ガイド</guideTitle>。
FDM。EPM Systemコンフィグレータのタスクにより、Shared Servicesレジストリ内のFDM Webサーバーが登録されます。残りの構成は、FDMで行われます。<guideTitle>『Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Configuration Guide』</guideTitle>を参照してください。
注: | Essbaseをスタンドアロン・モード(Foundation Servicesを使用しない)でインストールする場合は、Foundation Services Java Webアプリケーションのインストールをスキップできます。ただし、Shared Servicesレジストリを構成する必要はあります。Foundation ServicesをインストールせずにShared Servicesレジストリを構成するには、コマンド・ラインから-forceRegistryオプションを使用してEPM Systemコンフィグレータを実行します。スタンドアロン・モードでのEssbaseの設定を参照してください。 |