クライアントによるクラスタ名を使用した検索の有効化

Essbaseクライアントは、http(s)://host:port/aps/Essbase?ClusterName=clusterNameという形式のURLを使用してEssbaseクラスタに接続できます。ログインを簡略化するには、EssbaseクライアントはURLではなくクラスタ名を直接使用できます。クラスタ名を使用したクライアント・ログインを有効にする場合、まずプロパティを指定してProvider Servicesを構成する必要があります。クラスタ名は、構成ファイル内に指定されているProvider Servicesサーバーによって解決されます:

  クラスタ名による参照を有効にするには:

  1. 次のようにessbase.cfgおよびessbase.propertiesを変更します:

    • サーバー間通信の場合、essbase.cfgを変更して、使用するProvider Servicesサーバーを次のような各URLをセミコロンで区切る形式で指定します:

                        ApsResolver http(s)://
                        host
                        :
                        port
                        /aps
                     
    • クライアントからサーバーへの通信の場合、essbase.propertiesを変更して、使用するProvider Servicesサーバーを次の形式で指定します:

                        ApsResolver=http(s)://
                        apshost1
                        :
                        port
                        /aps
                     
  2. これらのファイルを更新した後、Essbaseを再起動します。

アップグレードについての注意

アップグレード後、すべてのessbase.cfgファイル(サーバーにインストールされているファイル、およびEssbaseクライアントにインストールされているファイル)内のApsResolver設定を更新します。