OID、MSAD、SunOneへのWebLogicドメインの構成

この手順は、OID、MSAD、SunOneなどの外部プロバイダと通信する目的で、WebLogicドメインまたはFinancial Close Managementの場合はSOAサーバーを構成するために必要です。この外部プロバイダと連携するようShared Servicesを構成する必要もあります。使用するプロバイダに該当する項を参照してください。

注:

Financial Close Managementでは、Shared Servicesネイティブ・ディレクトリはサポートされません。Profitability and Cost Management、Provider Services、FDMEEおよびFinancial ManagementのWebサービス機能は、Shared Servicesネイティブ・ディレクトリで動作しません。詳細は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemユーザーおよび役割セキュリティ・ガイド』を参照してください。

  OID、MSADまたはSunOneをSOAサーバーに接続するには:

  1. WebLogic管理コンソールにまだログインしていない場合は、ログインします。

  2. 左側の「セキュリティ・レルム」をクリックし、「myrealm」をクリックして「プロバイダ」タブをクリックします。

  3. 「追加」をクリックして次の詳細を入力し、「OK」をクリックします。

    OIDの場合:

    • 名前 - OID

    • タイプ- OracleIntenetDirectoryAuthenticator

    MSADの場合:

    • 名前 - MSAD

    • タイプ - ActiveDirectoryAuthenticator

    SunOneの場合:

    • 名前 - SunOne

    サーバーの再起動を促すメッセージは無視して問題ありません。この手順の最後に再起動します。

  4. 先ほど追加したプロバイダをクリックします。「プロバイダ固有」タブをクリックして、プロバイダの次の詳細を入力し、「OK」をクリックします。

    • ホスト

    • ポート

    • プリンシパル

    • 資格証明

    • ユーザー・ベースDB

    • グループ・ベースDB

    • 名前指定によるユーザー・フィルタ(MSADのみ)

    • ユーザー名属性(MSADのみ)

    残りはデフォルト値のままでかまいません。

  5. 「OID」、「MSAD」または「SunOne」をクリックし、「制御フラグ」に「SUFFICIENT」を選択します。

  6. WebLogic Serverを再起動します。