この手順を実行する前にEssbaseサーバーの再ホスティング手順を実行する必要があります。再ホスティングされたEssbaseサーバーへの参照の更新を参照してください。
Planningアップグレード・ウィザードを使用して再ホスティングされたデータ・ソースへの参照を更新し、Planningアプリケーションをアップグレードします。たとえば、Essbaseサーバー・ホストおよびポートが前のリリースから変更されている場合、データ・ソースを更新し、Planningアプリケーションからレポート・アプリケーションへのマッピングを更新する必要があります。リレーショナル・データ・ソースが変更されている場合、データ・ソース接続を更新する必要があります。Planningアップグレード・ウィザードを使用すると、複数のデータ・ソースおよびレポート・アプリケーションを同時に更新できます。
注意 | アプリケーションをアップグレードする前に、再ホスティングされたデータ・ソースへの参照を更新する必要があります。 |
注: | データ・ソースへの参照を更新する前に、Essbaseサーバーおよびリレーショナル・データベースが実行中であることを確認してください。 |
データ・ソースへの参照を更新し、アプリケーションをアップグレードするには:
EPM Workspaceから、「ナビゲート」、「管理」、「Planning管理」の順に選択し、「アップグレード・ウィザード」をクリックします。次元エディタまたはアプリケーション作成者の役割を持つ管理者ユーザーとしてログインします。
「データ・ソースの更新」ページで、それぞれのPlanningデータ・ソースについて、リレーショナル・データベース情報およびEssbaseサーバー情報を確認します。アップグレード中にEssbaseサーバーのホストおよびポートが変更された場合、またはリレーショナル・データベースが新しいホストに移動した場合、情報を更新します。
複数のリレーショナル・データベースを同じ情報で更新するには:
ページの一番下で、リレーショナル・データベースの更新を適用するデータ・ソースを選択します。
「リレーショナル情報の更新」の下に、新しいデータベース情報を入力します。
「選択済に適用」をクリックします。
複数のEssbaseサーバーを同じ情報で更新するには:
ページの一番下で、Essbase情報の更新を適用するデータ・ソースを選択します。
「Essbase情報の更新」の下に、新しいEssbaseサーバーの情報を入力します。
Essbaseクラスタ名を指定できることに注意してください。
「選択済に適用」をクリックします。
各データ・ソースを個別に更新するには:
ページの一番下で、更新を適用するデータ・ソースを選択します。
各データ・ソースの新しい情報を入力します。
更新を元に戻すには「リセット」をクリックします。
「検証」をクリックし、選択したデータ・ソースへの接続をテストし、表示された問題を解決します。
「保存」をクリックし、選択したデータ・ソースの更新を保存します。
「アプリケーションのアップグレード」ページで、「Relationalサーバー」および「Essbaseサーバー」の詳細が正しいことを確認します。詳細情報が正しくない場合は、「前へ」をクリックして修正します。「アクション」メニューから1つ以上のアプリケーションを選択し、「アップグレード」を選択して、「OK」をクリックして進みます。
アップグレード済のアプリケーションは表示されません。「ステータス」列に、各アプリケーションのアップグレード・ステータスが示されます。
選択したアプリケーションはアップグレードされ、Shared Servicesに登録されます。リリース9.3.3で作成されたアプリケーションは、アップグレード・ウィザードによってPlanningスキーマのIDがアップグレードされます。アップグレード後、アプリケーションは、アップグレード前に関連付けられていたのと同じプロジェクトに関連付けられます。プロジェクトに関連付けられていなかったアプリケーションは、デフォルトのShared Servicesプロジェクトに割り当てられます。
アプリケーションをアップグレードしている管理者には、それらのアプリケーションに対してプロビジョニング・マネージャの役割が割り当てられます。
メッセージに、合格および不合格のステータスが表示されます。「ステータス」列に各アプリケーションの詳細が表示されます。ログには、すべてのアプリケーションのアップグレードの詳細が記録されます。
アップグレードした各アプリケーションについてのアップグレード・ログ・ファイルは、EPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/logs/planning/PlanningAppUpgradeLog_application_name.txtに作成されます。
リリース11.1.2+からの更新の場合のみ: 「レポート用Essbaseサーバーの更新」ページで、レポート・アプリケーションのEssbaseサーバー情報を確認または更新します。
アップグレード済で、Essbaseサーバー(デフォルトのEssbaseサーバー以外のもの)にレポート・アプリケーションが作成されているアプリケーションのみが表示されます。
複数のレポート・アプリケーションを同じ情報で更新するには:
ページの一番下で、更新を適用するアプリケーションを選択します。
「レポートEssbase情報の更新」の下に、新しいEssbaseサーバーの情報を入力します。
「選択済に適用」をクリックします。
各レポート・アプリケーションを個別に更新するには:
ページの一番下で、更新を適用するレポート・アプリケーションを選択します。
各アプリケーションについて、新しいEssbaseサーバー情報を入力します。
更新を元に戻すには「リセット」をクリックします。
「検証」をクリックし、選択したEssbaseサーバーへの接続をテストし、表示された問題を解決します。
「保存」をクリックし、Essbaseサーバーの更新を保存します。
注: | Planningアプリケーションに更新が反映されていない場合、Planningサーバーを停止し、再起動します。 |
この手順が終了したら、アップグレード・チェックリストに戻ります。