Shared Servicesのインスタンスが2つの環境からのアップグレード

Shared Servicesのインスタンスが2つ(リリース11.1.1.3、11.1.1.4、9.3.3のいずれかとリリース11.1.2)の環境からアップグレードする場合、次の手順でアップグレードします。

  Shared Servicesのインスタンスが2つの環境をアップグレードするには:

  1. EPM Systemインストーラを使用して、「メンテナンス・リリースの適用」オプションによって、Foundation Services、Financial Close ManagementおよびDisclosure Managementを、11.1.2.0または11.1.2.1からリリース11.1.2.3に移行します。

    Financial Close Managementにメンテナンス・リリースを適用する場合、Financial Close Managementのメンテナンス・リリースのインストール・チェックリストを参照してください。

  2. EPM Systemコンフィグレータを使用してFoundation Services、Financial Close ManagementおよびDisclosure Managementを構成します。

    Foundation Servicesのデータベース構成中に、「現在のリリースにアップグレードする既存のデータベース」を選択し、リリース番号を選択し、「旧リリースからのデータのインポート」を選択します。

  3. これらの製品に必要な構成後のタスクを実行します。新しい配置での手動構成タスクの実行。を参照してください。

  4. アップグレード・チェックリストを使用して、Shared Services以外のすべてのリリース11.1.1.4製品を、リリース11.1.2.3にアップグレードします。Shared Servicesを再度インストールする必要はありません。ただし、Shared Servicesデータをエクスポートし、構成タスクを実行する必要があります。次の順序で、製品ごとにアップグレード・タスクを実行します:

    • Foundation Services。タスクを実行して、Shared Servicesデータをエクスポートします。前のリリースのShared Servicesデータのエクスポートを参照してください。EPM Systemコンフィグレータによる構成中に、Shared Servicesを構成する際に、「旧リリースからのデータのインポート」のみを選択します。

    • Essbase

    • すべてのその他の製品

    注:

    Essbaseのインスタンスを複数アップグレードする場合、アップグレードする各インスタンスに対し、リリース11.1.2.3で新しいインスタンスを作成する必要があります。

    アップグレード・プロセスの詳細は、アップグレード・チェックリストを参照してください。

  5. Disclosure Managementクライアントでレポートを開く場合、リリース11.1.2.0、11.1.2.1または11.1.2.2からのDisclosure Managementマッピングがリリース11.1.2.3に移行されます。(マッピングは、各レポートに個別に移行されます。)マスター・ドキュメント(ドックレットではなく)を開いて移行を実行することをお薦めします。移行を正常に完了させるには、すべてのドックレット・ファイルを…_docletsに格納する必要があります。