簡単に配置するために、新規インストールの場合、すべての製品に対して1つのデータベースを使用できます。場合によっては、複数の製品ごとに異なるデータベースを構成することが必要になることもあります。パフォーマンス、シングル・アプリケーションまたは製品の場合のロールバック手順、および障害リカバリ・プランについて検討してください。Close ManagerとAccount Reconciliation Managerが同じデータベース・スキーマを使用することをお薦めします。
データベースの構成の注意:
データベースが設定されていることを確認してください。
データベースをまだ作成していない場合は、データベースの準備を参照してください。
選択されている製品のいずれかがサポートされていない場合、そのデータベース・タイプを使用できない場合があります。この場合、この製品を個別に構成してください。各製品でサポートされているデータベースのリストについては、<guideTitle>Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックス</guideTitle>(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html)を参照してください。
スケールアウトの目的で、Financial Management、Oracle Hyperion EPM ArchitectまたはFDMEEの追加インスタンスを構成している場合は、データベースの構成中、テーブルを削除して再作成するか、または既存のデータベースを再利用するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、「既存のデータベースを再使用します」を選択します。
Oracleデータベースを使用する場合は、正しい文字セットを使用してデータベースが作成されたかどうかをEPM Systemコンフィグレータが確認します。正しくない場合は、修正を要求するプロンプトが表示されます。
EPM Systemデータベースのスキーマはドキュメント化され、Oracle® Technology NetworkのOracle Documentation Library(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)(配置およびインストールタブ)に公開されているZIPファイル(EPM Data Modelsリリース11.1.2.3)から入手できます。
アップグレードしているデータベース構成について次の点に注意してください:
「既存のデータベースを次から現在のリリースにアップグレードします」を選択し、リリース番号を選択します。
アップグレード中で、Oracle Hyperion Business Rulesを使用している場合は、構成する前にビジネス・ルールの移行の前提条件タスクを実行する必要があります。Business Rulesメンテナンス・リリースおよびアップグレード・インストールの前提条件を参照してください。EPM Systemコンフィグレータにより、データベースの構成中にルールがOracle Hyperion Calculation Managerルールに移行されます。ルールはEPMData/planning/hbrRules.xmlにエクスポートされます。
次の表に、データベースの構成オプションを示します。
EPM Systemコンフィグレータのフィールド |
説明 |
ユーザーの情報 |
---|---|---|
データベース・タイプ |
データベース・タイプを選択します。 | |
既存のデータベースを次から現在のリリースにアップグレードします |
アップグレードについての注意 以前のリリースからアップグレードする場合は、「現在のリリースにアップグレードする既存のデータベース」を選択し、リリースを選択します。 注: このタスクは、データベースを作成していることが前提です。データベースを作成していない場合は、データベースの準備を参照してください。 | |
製品名 |
データベース接続情報を指定する製品を選択します。行った変更は、選択したすべての製品に適用されます。 | |
サーバー |
各製品に対し、データベースをホストするコンピュータまたはサーバーの名前を指定します。 Oracle RACの場合、サーバー名としてVIP名またはいずれかのノード名を指定します。 | |
ポート |
各製品に対し、デフォルト値を選択するか、データベースがリスニングするカスタム・サーバー・ポート番号を指定します。 | |
サービス名またはSID、またはデータベース名 |
各製品に対し、データベースの名前を指定します。 Oracle RACデータベースを使用している場合は、RACサービス名を指定します。 Financial ManagementとOracle Database構成時に、EPM Systemコンフィグレータでは、EPM Systemコンフィグレータを使用してインストールされたOracle Databaseクライアントを使用するようにFinancial Managementを構成し、固定の名前を使用してtnsnames.oraエントリを更新します。 | |
ユーザー名 |
各製品に対し、データベースのユーザー名を入力します。 | |
パスワード |
各製品に対し、データベースのユーザー・パスワードを入力します。 | |
選択した行に対する詳細なデータベース・オプション(オプション) |
クリックまたは選択して、選択した製品の追加情報を指定します。データベース構成の詳細設定オプション(オプション)を参照してください。 このオプションを使用してOracle RACを構成するか、またはLDAPベースのJDBCのURLを使用できます。詳細設定データベース・オプション・ページに入力する値は、メインの「データベース構成」ページで入力した値を上書きします。 |
データベースを使用するようにEPM System製品を構成する際、EPM Systemコンフィグレータによりデータベースが接続されており、サポートされているデータベース・タイプであることが確認されます。このリリースでサポートされているデータベースのリストについては、<guideTitle>Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックス</guideTitle>(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html)を参照してください。
Microsoft SQL Serverデータベースを使用する場合は、SQL Server接続用にWindows認証を使用できます。Microsoft SQL Server Windows認証の設定を参照してください。