アプリケーション・サーバー・クラスタは、同じアプリケーションを実行するアプリケーション・サーバーのセットです。クラスタ化されたアプリケーション・サーバーは、負荷分散機能とフェイルオーバー機能を提供し、アプリレーションはユーザーに対して使用可能な状態であり続けながら、サーバーの保守を透過的に行えます。
次の表に、Financial Managementクラスタの構成オプションを示します。
EPM Systemコンフィグレータのフィールド | 説明 | ユーザーの情報 |
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定義済クラスタ | サーバーを指定するクラスタを選択します。 このリストには、インストールに含まれるすべてのマシンで指定されている全クラスタが表示されます。 クラスタは追加、編集または除去もできます。 クラスタを追加する際には、クラスタ名を指定し、特定のセッションへのリクエストをすべて同じサーバーに送信する場合は「固定サーバーを使用」を選択します。 アップグレードについての注意 このリストには、以前のリリースで構成した全クラスタが表示されます。クラスタが存在していない場合には、EPM Systemコンフィグレータがデフォルトのクラスタを作成します。 以前のリリースのFinancial Management構成で使用したインスタンス名と同じクラスタ名を使用する必要があります。 | |
使用可能なサーバー | クラスタに含めるサーバーを選択して、「追加」をクリックまたは選択します。 このリストには、使用可能な全サーバーが表示されます。サーバーが1つのみの場合、そのサーバーがここに表示されます。クラスタにすでに追加されているサーバーは、使用できないサーバーとして、ここには表示されません。 | |
クラスタ内のサーバー | このリストには、現在選択されているクラスタ内の全サーバーが表示されます。このリストからサーバーを除去するには、そのサーバーを選択して「削除」をクリックまたは選択します。 アップグレードについての注意 アップグレード済のバージョンを新しいサーバーにインストールした場合、必ずアップグレードしたサーバー名をクラスタに追加して以前のリリースのサーバーを削除してください。 |
1つのデータベース・サーバーに接続する複数のアプリケーション・サーバーを使用している場合には、アプリケーション・サーバー上のシステム・クロックが同期化されていることを確認します。クロックが同期化されていない場合、表示されているデータが最新ではない可能性があります。