スタンドアロン・モードでのEssbaseの設定

Essbaseをスタンドアロン・モードで(Shared Servicesを使用しないで)インストールする場合は、Foundation Services Java Webアプリケーションのインストールをスキップできます。ただし、Shared Servicesレジストリ・データベースの構成は必要です。Foundation Services Java WebアプリケーションをインストールしないでShared Servicesレジストリ・データベースを構成するには、コマンド・ラインから–forceRegistryオプションを使用してEPM Systemコンフィグレータを実行します。このオプションにより、構成中に「Shared Servicesおよびレジストリ・データベース構成」ページが表示されるので、Shared Servicesレジストリに対してデータベース詳細情報を入力できます。EPM Systemコンフィグレータにより、データベースにShared Servicesレジストリのテーブルが入力されますが、Foundation Servicesのテーブルは入力されません。

Foundation Services Java WebアプリケーションをインストールしないでShared Servicesレジストリを構成するには:

  1. コマンド・ラインから–forceRegistryオプションを使用して、EPM Systemコンフィグレータを開始します:

    • Windowsコンソールから、EPM_ORACLE_HOME/common/config/version_numberに移動し、configtool.bat —forceRegistryと入力します。

    • UNIXでは、EPM_ORACLE_HOME/common/config/version_numberに移動し、./configtool.sh - forceRegistryと入力します。

    –forceRegistryオプションは、EPM Systemコンフィグレータのサイレント・モードとコンソール・モードでも動作します。例:

    configtool.bat|.sh -forceRegistry -record

    configtool.bat|.sh -forceRegistry -silent

    configtool.bat|.sh -forceRegistry -console

  2. Shared Servicesレジストリのデータベース詳細情報を入力して、構成を続行します。

注意:

スタンドアロン・モードでEssbaseを設定し、Shared Servicesモードに切り替える場合、Administration Servicesを使用します。『Oracle Essbase Administration Servicesオンライン・ヘルプ』を参照してください。