アップグレードのインストールおよび構成後、EPM SystemインストーラによってインストールされたOracle Database ClientのエントリがMIDDLEWARE_HOME/dbclient32およびMIDDLEWARE_HOME/dbclient64に含まれるようにuser_projects\config\dbclient\tnsnames.oraを更新します。これによってスキーマ更新ユーティリティがデータベースに接続できるようになります。
アップグレードする場合は、FDMを構成し、アプリケーションをアップグレードします。FDMをアップグレードする場合の構成タスクは、次のとおりです:
Webサーバー・コンポーネントの構成
タスク・マネージャの構成
アプリケーション・サーバー・コンポーネントの構成
ロード・バランス・マネージャの構成
ワークベンチの構成
スキーマ更新ユーティリティを使用したアプリケーションのアップグレード。データを新しい場所に複製した場合、最初にアプリケーションを追加するように要求されます。アプリケーションを追加する際は、アプリケーションごとに、複製したFDMデータ・フォルダおよびデータベース情報を指定します。
アダプタの構成
Shared Servicesへのユーザーおよびグループの初回転送(旧リリースのFDMでShared Servicesセキュリティが使用されていなかった場合)。
FDMのアップグレードの詳細は、『Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Configuration Guide』を参照してください。