用語 | 定義 |
---|---|
システムのすべての使用可能メンバーが要求に対応でき、アイドル状態のメンバーがないシステムです。通常、アクティブ-アクティブ・システムは、アクティブ-パッシブ・システムより豊富な拡張性オプションを備えています。「アクティブ-パッシブ高可用性システム」と対比してください。 | |
常に要求に対応するアクティブ・メンバーと、アクティブ・メンバーに障害が発生した場合にのみアクティブ化されるパッシブ・メンバーを含むシステムです。「アクティブ-アクティブ高可用性システム」と対比してください。 | |
複数のアプリケーション・サーバーが緩やかに結合したグループです。これらのアプリケーション・サーバーは、信頼性と拡張性を実現するために連携して同時に実行し、ユーザーには1つのアプリケーション・サーバーのように見えます。「垂直アプリケーション・クラスタ」と「水平アプリケーション・クラスタ」も参照してください。 | |
EPM System製品またはコンポーネントのインストール・ファイルです。 | |
本番サイトおよびスタンバイ・サイトの層の間で異なっているOracle Fusion Middleware障害リカバリ構成です。たとえば、非対称トポロジには、本番サイトよりもホストおよびインスタンスが少数のスタンバイ・サイトが含まれることがあります。 | |
アプリケーション・インスタンスの重複コピーです。 | |
単一リソースとして動作して、タスクの負荷を共有し、フェイルオーバーのサポートを提供する一連のサーバーまたはデータベースです。システムにおける単一障害点となるサーバーやデータベースを排除します。 | |
ノード障害を検出するため、ハートビート情報に関してハードウェア・クラスタで使用されるプライベート・リンクです。 | |
システムとしてクラスタ・メンバーの操作を管理するソフトウェアです。クラスタ・サービスを使用すると、一連のリソースやサービスを定義して、クラスタ・メンバー間でのハートビート・メカニズムをモニターし、これらのリソースやサービスをできるだけ効率よくかつ透過的に別のクラスタ・メンバーに移動できます。 | |
地理的に離れたスタンバイ・サイトにアプリケーションおよびデータを置いたリカバリ戦略により、自然災害または予測できない事態による実稼働サイトの停止に対して保護する機能です。 | |
EPM System製品に必要なファイルを含むミドルウェア・ホームのサブディレクトリです。EPM Oracleホームの場所は、EPM Systemインストーラでのインストール中に指定されます。 | |
EPM System製品のアクティブで動的なコンポーネント(実行時に変更できるコンポーネント)が含まれているディレクトリです。EPM Oracleインスタンスのディレクトリの場所はEPM Systemコンフィグレータを使用して構成時に定義します。 | |
アプリケーションの外部に保管されたユーザー情報を使用して、Oracle EPM System製品にログオンすることを指します。ユーザー・アカウントはEPM Systemによって保持されますが、パスワード管理およびユーザー認証は、Oracle Internet Directory(OID)、Microsoft Active Directory(MSAD)などの企業ディレクトリを使用して、外部のサービスによって実行されます。 | |
プライマリ・データベース、サーバーまたはネットワークに障害が発生したり、これらがシャットダウンしたりする場合に、冗長性のあるスタンバイ・データベース、サーバーまたはネットワークに自動的に切り替える機能です。フェイルオーバー用にクラスタリングされているシステムは、高可用性、サーバーの冗長性を利用したフォルト・トレランス、および共有ディスクなどのフォルト・トレラント・ハードウェアを提供します。 | |
ネットワーク・サービス(たとえばIPアドレス)やアプリケーション・サービス(データベースやWebサーバーなど)のシングル・ビューを、これらのサービスのクライアントに提供するコンピュータの集合です。ハードウェア・クラスタの各ノードは、独自のプロセスを実行するスタンドアロン・サーバーです。これらのプロセスは互いに通信して、連携してアプリケーション、システム・リソースおよびデータをユーザーに提供する1つのシステムのようなものを形成します。 | |
障害が発生した場合でもアプリケーションが継続してサービスを提供できるようにするシステム属性です。これは、シングル・ポイント障害を除去し、フォルト・トレラント・ハードウェアおよびサーバー・クラスタを使用することで実現されます。サーバー・クラスタでは、1つのサーバーで障害が発生すると、処理要求は別のサーバーにルーティングされます。 | |
アプリケーション・サーバー・インスタンスが別のマシン上にあるクラスタ。 | |
外部認証におけるユーザーまたはグループの一意の識別です。 | |
EPM Systemインストーラにプラグインする製品インストール・ファイルです。 | |
Java仮想マシン(JVM)のアクティブ-アクティブ・アプリケーション・サーバー・クラスタです。 | |
製品環境間でのアプリケーション、リポジトリ、または個別のアーチファクトの移行プロセスです。 | |
要求をクラスタ内の個々のアプリケーション・サーバーに分散する、システムへの唯一のエントリ・ポイントであるハードウェアまたはソフトウェア。 | |
サーバーのグループ全体に要求を分散することで、エンド・ユーザーのパフォーマンスが最適化されます。 | |
コンピュータで使用される言語、通貨、および日付フォーマット、データのソート順、文字セットのエンコード方式を指定するコンピュータ設定です。Essbaseではエンコード方式のみが使用されます。エンコード方式「ESSLANG」も参照してください。 | |
Webアプリケーションの内部ホスト名、ポートおよびコンテキストの識別に使用される、別名が付けられた参照です。クラスタ環境または高可用性環境では、分散コンポーネントに対する単一の内部参照を確立する別名です。EPM Systemにおいて、クラスタ化されていないWebアプリケーションの論理アドレスは、そのWebアプリケーションを実行している物理ホストにデフォルトで設定されます。 | |
内蔵されたJava仮想マシン(Java Virtual Machine: JVM)で実行されるアプリケーション・サーバー・プロセスです。 | |
Oracle WebLogic Serverホームを含み、EPM Oracleホームおよびその他のOracleホームを含むことができるディレクトリです。ミドルウェア・ホームは、ローカル・ファイル・システム、またはNFSを介してアクセス可能なリモート共有ディスク上に配置できます。 | |
アプリケーション、アーティファクト、またはユーザーを、別の環境またはコンピュータにコピーするプロセスです。たとえば、テスト環境から本番環境にコピーします。 | |
アプリケーションの移行のすべてのアクションとメッセージを取込むログ・ファイルです。 | |
アプリケーションの移行のスナップショットです。移行ログに取込まれます。 | |
サーバーまたはアプリケーション内で、ユーザー名とパスワードを認証するプロセスです。 | |
特定の製品に必要なインストール・ファイルを含むディレクトリで、ミドルウェア・ホームのディレクトリ構造内にあります。「ミドルウェア・ホーム」も参照してください。 | |
データまたは他のユーザーとグループを管理するために、ユーザーおよびグループに付与されるアクセス・レベルです。 | |
ユーザーおよびグループに対して、リソースへのアクセス権限を付与するプロセスです。 | |
セキュリティを保証するために、ワークステーション・ユーザーとインターネットの間で仲介を行うサーバーです。 | |
関連する2次元テーブルにデータを格納するデータベースです。「多次元データベース」と対比してください。 | |
ビューおよびクエリーに使用するためのメタデータ、フォーマット、および注釈の情報の場所を格納します。 | |
データベースが破損または破壊された場合にデータおよび構造の情報を再ロードする操作です。通常、データベースをシャット・ダウンおよび再起動した後で実行されます。 | |
リソースへのアクセス権をユーザーおよびグループに付与する際に使用される手段です。 | |
システムのサイズを大きくまたは小さく変更する機能。増加に関して、「垂直にスケーリング」または「スケール・アップ」は単一マシンの機能の拡張を指します。「水平にスケーリング」または「スケール・アウト」はマシンをさらに追加することを指します。 | |
Webアクセス管理プロバイダ(Oracle Access Manager、Oracle Single Sign-On、CA SiteMinderなど)です。企業のWebリソースを保護します。 | |
Oracle EPM System製品で外部認証とシングル・サインオン機能を使用するためのフレームワークです。 | |
「共有ストレージ」を参照してください。 | |
Shared Servicesリポジトリの一部で、ほとんどのEPM System製品のEPM System配置情報(インストール・ディレクトリ、データベース設定、コンピュータ名、ポート、サーバー、URL、依存サービス・データなど)を管理します。 | |
データを含む一連のディスクで、フェイルオーバー・クラスタのすべてのノードを使用できる必要があります。共有ディスクとも呼ばれます。 | |
インストール管理者が提供する必要があるデータをかわりに提供するファイルです。応答ファイルにより、EPM SystemインストーラまたはEPM Systemコンフィグレータはユーザーの介入または入力なしで実行できます。 | |
障害が発生した場合にユーザーが通常の機能にアクセスできなくなるシステムのコンポーネントです。 | |
一度ログオンすれば、再度認証を要求されずに複数のアプリケーションにアクセスできる機能です。 | |
本番サイトおよびスタンバイ・サイトの層の間で同一であるOracle Fusion Middleware障害リカバリ構成です。対称トポロジでは、実稼働サイトおよびスタンバイ・サイトには同数のホスト、ロード・バランサ、インスタンスおよびアプリケーションが存在します。両方のサイトに対して同じポートが使用されます。システムは同様に構成され、アプリケーションは同じデータにアクセスします。 | |
外部認証システム上の1つの有効なユーザーまたはグループの暗号化された識別です。 | |
新規のソフトウェア・リリースを配置し、以前の配置から新規の配置にアプリケーション、データおよびプロビジョニング情報を移動すること。 | |
ユーザーおよびグループの情報を集中管理する場所で、リポジトリまたはプロバイダとも呼ばれます。通常のユーザー・ディレクトリには、Oracle Internet Directory(OID)、Microsoft Active Directory(MSAD)およびSun Java System Directory Serverが含まれています。 | |
複数のアプリケーション・サーバー・インスタンスが同じマシン上にあるクラスタ。 | |
WebLogic Serverインスタンスに必要なインストール・ファイルを含むミドルウェア・ホームのサブディレクトリです。WebLogic ServerホームはOracleホームと対です。 |