再ホスティングされたEssbaseサーバーへのEssbase Studio参照の更新

再ホスティングされたEssbaseサーバー・インスタンスまたはクラスタへの参照を更新するには:

  1. Essbase Studioコンソールで、「ツール」Essbase接続の再ホスティングの順に選択します。

  2. 「Essbase接続の再ホスティング」で、「Essbase接続」から再ホスティングする接続を選択します。

    前のクラスタ名またはEssbaseホストとポート番号、および該当する場合はデータ暗号化方式は、「カタログのホスト/ポート/暗号化」に表示されます。

  3. 「新しいホスト/ポート/暗号化」に、新しいクラスタ名または新しいホスト名、ポート番号、および該当する場合はデータ暗号化方式を入力します。

    注意:

    Essbaseサーバー・クラスタの場合、クラスタ名のみが必須です。ポート番号は必要ありません。デフォルトで、新しいクラスタ名が新しいホスト/ポート/暗号化列に表示されます。

    次の構文を使用します:

    • Essbaseサーバー・インスタンスでデータの暗号化がない場合、次のように入力します:

      host:port
    • Essbaseサーバー・インスタンスでデータを暗号化する場合、次のように入力します:

      host:port:ssl
    • Essbaseサーバー・クラスタでデータの暗号化がない場合、次のように入力します:

      cluster_name
  4. オプション: 「接続のテスト」をクリックして、「新しいホスト/ポート/暗号化」に作成したエントリを検証します。

    注意:

    Essbase Studioでは、エントリの入力時に検証を行いません。入力した情報を検証するには「接続のテスト」をクリックする必要があります。

  5. 現在選択されているEssbaseサーバー接続の配置履歴の更新オプションを選択します:

    • すべての配置履歴のホスト名とポート番号を更新 - すべての前のEssbaseサーバーのホストおよびポート参照を、指定した新しいホストおよびポートで置換します。

      これがデフォルトのオプションです。

    • 最新の成功した配置履歴を複製しコピーのみを更新 - 最新の成功した配置履歴のリストのコピーを作成し、コピーを新しいホストおよびポート情報、再ホスティングの日時で更新します。

      ヒント:

      複製オプションを選択すると、更新の完了後、それぞれの再ホスティングされたEssbaseモデルがメタデータ・ナビゲータに2回表示されます。1回目は前のhost:port情報、もう1回は新しいhost:port、および必要な場合はデータ暗号化情報が表示されます。

    注意:

    配置履歴は、Essbaseサーバー接続の再ホスティングが成功した場合のみ更新されます。

  6. 「更新」をクリックします。

  7. 再ホスティングされたそれぞれのEssbaseサーバー接続の再ホスティング・ステータスを確認するには、Essbase接続の再ホスティングダイアログ・ボックスのステータスの更新列を選択します。

    再ホスティングが成功すると、カタログ内のホスト/ポート/暗号化列が、新しいクラスタまたはホストおよびポート情報と、該当する場合は暗号化情報で更新されます。再ホスティングが失敗するとエラー・メッセージが表示されます。

    注意:

    他のEssbaseサーバー接続に前のhost:port設定と同じ設定がある場合、1つのサーバー・インスタンスを再ホスティングすると他のすべてのサーバー・インスタンスも再ホスティングされます。