プロビジョニングされたEPM SystemユーザーのユーザーIDおよびグループIDを陳腐化させる可能性のあるシナリオが数多くあります。EPM Systemコンポーネントは、コンポーネントで使用可能なプロビジョニング情報が陳腐化すると、アクセスできなくなります。陳腐化したプロビジョニング・データが作成される可能性のあるシナリオは次のとおりです:
ユーザー・ディレクトリの処分: 組織でユーザーを別のユーザー・ディレクトリに移動した後、元のユーザー・ディレクトリを処分する場合があります。
バージョンのアップグレード: ユーザー・ディレクトリのバージョンをアップグレードすると、ホスト・マシン名またはオペレーティング・システム環境の要件が変わる場合があります。
ベンダーの変更: 組織で別のベンダーのユーザー・ディレクトリを使用することにしたため、元のユーザー・ディレクトリの使用を打ち切る場合があります。たとえば、組織でOracle Internet DirectoryをSunONE Directory Serverに切り替えたとします。
注: | この付録では、廃止予定のユーザー・ディレクトリをソース・ユーザー・ディレクトリと呼び、ユーザー・アカウントの移行先のユーザー・ディレクトリをターゲット・ユーザー・ディレクトリと呼びます。 |