WebLogic Serverに対する証明書のインストール

デフォルトのWebLogic Serverインストールでは、SSLをサポートするデモ用の証明書が使用されます。ご使用の環境を強化するために、よく知られたサードパーティが発行した証明書をインストールすることをお薦めします。

WebLogic Serverのホストとなる各マシンで、ツール(keytoolなど)を使用して、WebLogic ServerおよびEPM System Webコンポーネントの署名付き証明書を格納するカスタム・キーストアを作成します。

  カスタム・キーストアを作成して証明書をインポートするには:

  1. コンソールから、ディレクトリをMIDDLEWARE_HOME/jdk160_29/jre/binに変更します。

  2. 次のようなkeytoolコマンドを実行して、既存のディレクトリで(コマンドの-keystoreディレクティブで識別される)カスタム・キーストアを作成します:

                keytool -genkey -dname "cn=
                myserver
                , ou=
                EPM
                , o=
                myCompany
                , c=US" -alias 
                epm_ssl
                 -keypass 
                password
                 -keystore 
                C:\oracle\Middleware\EPMSystem11R1\ssl\keystore
                 -storepass 
                password
                 -validity 365 -keyalg RSA
    
             

    注:

    設定する共通名(cn)はサーバー名と一致する必要があります。cnに完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用する場合、Webコンポーネントの配置の際にFQDNを使用する必要があります。

  3. 証明書要求を生成します。

                keytool -certreq -alias 
                epm_ssl
                 -file 
                C:/certs/epmssl_csr
                 -keypass 
                password
                 -storetype jks -keystore 
                C:\oracle\Middleware\EPMSystem11R1\ssl\keystore
                 -storepass 
                password
             
  4. WebLogic Serverマシンの署名付き証明書を取得します。

  5. 署名付き証明書をキーストアにインポートします:

                keytool -import -alias 
                epm_ssl
                 -file 
                C:/certs/epmssl_crt
                 -keypass 
                password
                 -keystore 
                C:\Oracle\Middleware\EPMSystem11R1\ssl\keystore
                 -storepass 
                password