よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用して、本番環境のEssbaseをSSL使用可能にすることをお薦めします。デフォルトの自己署名付き証明書は、テスト目的で使用します。
注: | Essbaseでは、1つのSSL証明書で複数のサブドメインをセキュアにできるワイルドカード証明書の使用をサポートしています。ワイルドカード証明書を使用すると、管理の時間とコストを削減できます。 ホスト名チェックが有効な場合、ワイルドカード証明書は使用できません。 |
次の証明書が必要です:
ルートCA証明書。
Essbase RTC (C API)を使用してEssbaseとの接続を確立するコンポーネントの場合、ルートCA証明書をOracle Walletに保管する必要があります。JAPIを使用して接続を確立するコンポーネントの場合、ルートCA証明書をJavaキーストアに保管する必要があります。必要な証明書とその場所を次の表に示します。
注: | ルート証明書がOracle Walletにすでにインストールされた、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用している場合、ルートCA証明書をインストールする必要はありません。 |
EssbaseサーバーとEssbaseエージェント用の署名付き証明書。
表 1. 必要な証明書とその場所
コンポーネント[1] |
キーストア |
証明書[2] |
---|---|---|
MaxL |
Oracle Wallet |
ルートCA証明書 |
Administration Servicesサーバー |
Oracle Wallet |
ルートCA証明書 |
Provider Services |
Oracle Wallet |
ルートCA証明書 |
EPMシステム・データベース |
Oracle Wallet |
ルートCA証明書 |
Essbase Studioサーバー |
Javaキーストア |
ルートCA証明書 |
Planning |
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ルートCA証明書 |
Financial Management |
Javaキーストア |
ルートCA証明書 |
Essbase (サーバーおよびエージェント)[3] |
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Shared Servicesリポジトリ |