MaxLなどのEssbaseコンポーネントでは、トランスポート・キーワードとしてsecureを使用してEssbaseエージェントに接続すると、セッション・レベルでSSLを制御できます。たとえば、次のいずれかのコマンドをMaxL Consoleから実行すると、MaxLとEssbaseエージェントとの間にセキュアな接続を確立できます。
login admin welcome1 on hostA:
PORT
:secure
login admin welcome1 on hostA:secure
セッションごとの制御は、essbase.cfgに指定された構成設定より優先されます。トランスポート・キーワードが指定されていない場合、Essbaseクライアントでは、ClientPreferredModeに設定された値を使用して、Essbaseとのセキュアな接続を開始するかどうかを決定します。ClientPreferredMode設定がsecureに設定されていない場合、通信は非セキュアなチャネルで常に行われます。