Kerberos認証用のEPM System管理対象サーバーの構成

Microsoft Windows環境では、EPM System管理対象サーバーはWindowsサービスとして実行されます。WebLogic管理対象サーバーごとにJVM起動オプションを変更する必要があります。次に、非コンパクト配置モードの管理対象サーバーの包括的なリストを示します。

Webアプリケーションがコンパクト配置モードで配置されている場合は、EPMSystem0管理対象サーバーのJVM起動オプションのみを更新する必要があります。複数のコンパクト管理対象サーバーがある場合、すべての管理対象サーバーについてJVM起動オプションを更新する必要があります。

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverの保護』WebLogic ServerでのKerberos認証における起動引数の使用に関する項を参照してください。

注:

次の手順は、FoundationServices管理対象サーバーのJVM起動オプションを設定する方法を示しています。このタスクは、配置内のWebLogic管理対象サーバーごとに実行する必要があります。

  WebLogic Server起動スクリプトでJVMオプションを構成する手順

  1. 管理対象サーバーをホストするWindowsサーバーで、Windowsレジストリ・エディタを起動します。

  2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hyperion Solutions\EPMServer0\HyS9EPMServer_epmsystem1に移動します。

  3. 次の文字列値を作成します:

    注:

    表6に示されている名前は例です。

    表 7. Kerberos認証用のJVM起動オプション

    名前

    タイプ

    データ

    JVMOption44

    REG_SZ

    -Djava.security.krb5.realm=Active Directory Realm Name

    JVMOption45

    REG_SZ

    -Djava.security.krb5.kdc=Active Directory host name or IP address

    JVMOption46

    REG_SZ

    -Djava.security.auth.login.config=location of Kerberos login configuration file

    JVMOption47

    REG_SZ

    -Djavax.security.auth.useSubjectCredsOnly=false

    JVMOption48

    REG_SZ

    -Djavax.security.enableNegotiate=true

  4. 追加したJVMOptionを反映するようにJVMOptionCount DWordの値を更新します(現在の10進数値に5を加えます)。