アップグレードに関する一般的な情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。
問題: 旧リリースからFDMをアップグレードする際、旧リリースのアプリケーション・データを保持する必要があります。
解決策: スキーマ更新ユーティリティを使用してアプリケーションをアップグレードします。新しい場所にデータを複製した場合、アプリケーションを追加するように求められます。追加した各アプリケーションについて、複製したFDMデータ・フォルダとデータベース情報を指定します。Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideを参照してください。
Shared Servicesのアップグレードをトラブルシューティングするには、次のログ・ファイルを確認します:
旧リリースのShared ServicesのHYPERION_HOME/migrate/logsフォルダ:
SharedServices_Migrate_Summary.log
SharedServices_Migrate.log
Shared Servicesリリース11.1.2.2のEPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/logs/upgrades/foundationフォルダ:
SharedServices_Upgrade_Summary.log
注: | 次のエラー・メッセージは無視しても構いません: EPMCSS-01572: Shared Servicesセキュリティ管理ユーザーのプロビジョニング解除に失敗しました。 |
個々のログ(サマリー・ログにエラーが記録されている場合)。
EPM System製品のアップグレードの詳細は、アップグレードを参照してください。
問題: アップグレード後、Shared Servicesでユーザー、グループ、またはプロビジョニング情報が表示されません。
この問題は、アップグレード時に旧リリースのShared Servicesからデータをインポートしていない場合に発生します。
注: | EPM System製品をアップグレードする前に、旧リリースからデータをエクスポートする必要があります。Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。 |
解決策: EPM Systemコンフィグレータで、Foundationタスク「旧リリースからのデータのインポート」を選択します。
注: | プロビジョニング情報は、アップグレード済の製品に対してのみ提供されます。 |
問題: EPM Systemコンフィグレータでの構成時に、Foundationタスク「旧リリースからのデータのインポート」を選択すると、ファイルが存在しないためのエラーが発生します。
この問題は、アップグレード前に旧リリースのShared Servicesからデータをエクスポートしていない場合に発生します。EPM System製品をアップグレードする前に、旧リリースからデータをエクスポートする必要があります。
解決策: 次の手順を行います:
旧リリースからShared Servicesデータをエクスポートします。Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。
注: | データのエクスポート前に、誤って旧リリースのShared Servicesをアンインストールした場合は、旧リリースを再インストールしてからデータをエクスポートしてください。その後で、旧リリースのShared Servicesをアンインストールできます。 |
EPM Systemコンフィグレータで新しいリリースを構成する際、Foundationタスク「旧リリースからのデータのインポート」を選択します。