ヒントと一般的な問題

Shared Servicesと外部のユーザー・ディレクトリを使用する際に生じる最も一般的な問題の原因:

ユーザーの取得、アプリケーションの登録とセキュリティのロードにかかる時間の短縮

次のタスクにかかる時間を短縮するには、この後の手順を実行します:

  • プロジェクトに対してユーザーのリストを取得する

  • アプリケーションを登録する

  • セキュリティをロードする

  パフォーマンスを高めるには:

  1. グループを使用する場合:

    1. 外部グループではなくネイティブ・グループを使用して外部ユーザーをプロビジョニングし、LDAP/MSADプロバイダ構成パネルの「グループ」タブのグループの使用オプションを選択解除します。

    2. グループURLを、すべてのグループを含む最下位ノードに常に設定します。

    3. 可能な場合はグループ・フィルタを使用します。

  2. EPM Systemアクセス権を持つユーザーの数を制限します。

    1. 常にユーザーURLを定義し、できるだけ深く設定します。

    2. 可能な場合はユーザー・フィルタを設定します。

  3. デフォルトのロギング・レベルWARNINGを使用します。デバッグ目的の場合にかぎり、レベルをTRACEに変更します。ODL構成を参照してください。

  4. グループやユーザーが複数の場合は、すべての製品のJavaヒープ・サイズを1GBに設定します。Javaヒープ・サイズを参照してください。

グループURL

グループURLのグループが10,000を超えると、パフォーマンスが低下します。この問題を解決するには:

  • 下位レベルのノードを示すようグループURLを変更します。

  • プロビジョニング済グループのみを取得するグループ・フィルタを使用します。

  • EPM Systemアプリケーションをサポートするためにカスタム・グループ階層を作成します。

Oracle Enterprise Performance Management System User Security Administration Guideを参照してください。

ユーザー/グループ検索の最大サイズの設定

MSAD、LDAP、データベースおよびSAPプロバイダの場合、検索で取得するユーザーとグループの数は、ユーザー・ディレクトリ構成のMaximumSize設定で決定されます。すべてのユーザーとグループを取得するには、ユーザー・ディレクトリの構成時にMaximumSizeを0に設定します。検索の絞り込みには、フィルタを使用します。