アーティファクト・インポートのライフサイクル管理タイムアウト

問題: ライフサイクル管理を使用してPerformance Management Architectアーティファクトをインポートすると、(すべてのサービスが実行中のまま) 1時間後にタイムアウトし、次のエラー・メッセージがSharedService_LCM.logに書き込まれます:

       2011-07-19T03:03:36.066-07:00] [FoundationServices0] [ERROR] [EPMLCM-30052] 
 [oracle.EPMLCM] [tid: 173] [userId: <anonymous>] [ecid: 
0000J51cbhmFW7P5IfL6if1E2XZW000574,0] [SRC_CLASS: ?] [APP: 
SHAREDSERVICES#11.1.2.0] [SRC_METHOD: ?:?] Failed to connect to 
"http://       server name       :19000/awb/lcm.executeAction.do" while 
performing import for application - "EPM Architect". Received status code - 
"503" with error message - "Service Temporarily Unavailable". Possible cause 
of error Server Down or Not reachable. 
    

注:

このエラーは、アーティファクトのインポートに失敗したことを必ずしも示していません。EPMAジョブ・コンソールでインポート・ジョブのステータスを確認し、失敗したのかどうかを確かめてください。インポート・ジョブが失敗と表示されている場合は、タイムアウトの問題ではない可能性が高いため、詳しく調査する必要があります。まず、添付されているインポート結果を確認してください。

ジョブ・マネージャでインポート・ジョブが失敗と表示されていない場合、アーティファクトの移行は中止されておらず、正常に完了した可能性があります。ライブラリ・ジョブ・コンソールでジョブIDごとに進捗状況を確認できます。

ジョブが事前定義済の期間より長くかかる場合はOracle HTTP Server Webサーバーがタイムアウトするよう構成されている可能性があります。Oracle HTTP ServerをWebLogicとともに使用する場合、デフォルトのタイムアウトは3600秒(1時間)に設定されています。IISがWebサーバーの場合、デフォルトでkeepAliveEnabled=trueと設定されています。この設定では通常、タイムアウトは発生しません。

解決策: Oracle HTTP Server Webサーバーのタイムアウトを大きくします。MIDDLEWARE_HOME/user_projects/EPMSystemX/httpConfig/ohs/config/OHS/ohs_component/mod_wl_ohs.confAWBセクションを見つけて、WLIOTimeoutSecsプロパティを変更または追加し、一般的な移行タスクの継続時間を上回る値を指定します:

       <LocationMatch ^/awb/>
    SetHandler weblogic-handler
    WeblogicCluster        server name 
     :19091
    Idempotent OFF
    WLIOTimeoutSecs 3600
    

SSOトークンのタイムアウトを調整することもできます。手順は、Oracle Enterprise Performance Management System User Security Administration Guideを参照してください。