Financial ManagementとShared Servicesのロギング

問題: ロギングと診断が使用可能ではありません。

解決策: すべてのアクティビティを自動的に記録するようFinancial Managementを設定し、問題の診断に使用できる監査証跡が利用できるようにします。

注意

ロギングと診断を使用可能にするのは、必要時のみにしてください。これらを使用可能にすると、特に大規模な移行時には、パフォーマンスに影響を及ぼすためです。

  ロギングを有効にしてログを表示するには:

  1. テキスト・エディタで、EPM_ORACLE_HOME/products/FinancialManagement/Web/HFMLCMService/Web.Configを開きます。

  2. Web.Configで、次のパラメータを設定してロギングを有効にします。

    • appSettings

                         <appSettings>
          <add key="Debug" value="true"></add>
      </appSettings>                

      エラーが発生する場合は(再度ロギングを使用可能にしていない場合でも)、IISアプリケーションのプール・アカウント(Network Service)に、ログ・ディレクトリへのフル・アクセスが必要です。フル・アクセスがないと、エラーは記録されません。

      ログの場所: EPM_ORACLE_HOME/logs/hfm

    • diagnostics

                         <diagnostics>
      	<trace enabled="true" input="InputTrace.webinfo" output="OutputTrace.webinfo"/>
      			<detailedErrors enabled="true"/>
      </diagnostics>
                      

      エラーが発生する場合は(再度ロギングを使用可能にしていない場合でも)、IISアプリケーションのプール・アカウント(Network Service)に、ログ・ディレクトリへのフル・アクセスが必要です。フル・アクセスがないと、エラーは記録されません。

      ログの場所: EPM_ORACLE_HOME/products/FinancialManagement/Web/HFMLCMService

      • InputTrace.webinfo

      • OutputTrace.webinfo

  3. Web.Configを保存して閉じます。