問題: リリース11.1.1.3からEssbase Studioをアップグレードする際、データベースの構成タスクが失敗し、一貫性のないオブジェクトに関する1つまたは複数のメッセージがEssbase Studioのアップグレード・ログ・ファイルに追加されます。例:
原因: com.hyperion.cp.cplutil.scripts.export_import.exceptions.ExportException: カタログのオブジェクトに一貫性がありません。次の形式のオブジェクトを確認してください: \'Drill Through Reports'\'Supplier', object id : @44#0#101#0@.
このエラーは、データ・ソースの接続名が変更されたために、ドリルスルー・レポートに一貫性がない場合に発生します。
解決策: 次の手順を行います:
注: | リリース11.1.1.3のリリース環境が実行中で、Essbase Studioカタログのアップグレードが成功するまで使用可能であることを確認してください。 |
これらの処理のいずれかを行って、すべてのドリルスルー・レポートの不整合を修正してください。
リリース11.1.1.3環境で、データ・ソース接続を元の名前に変更します。
無効なドリルスルー・レポートを、ドリルスルー・レポート・エディタの「レポート・コンテンツ」タブで新しい列の値を指定することにより更新します。
新しいフィルタも提供できます。
無効なドリルスルー・レポートを11.1.1.3環境から削除して、アップグレード済のEssbase Studio環境で再作成します。
EPM Systemコンフィグレータを再起動して、データベースの構成タスクを再度実行してください。