ビジネス・ニーズに合せてオープン・インタフェース・アダプタを変更し、完全にテストした後、更新されたコンテンツを別の環境に移動してさらにテストしたり、本番で使用できます。カスタマイズと移行を実行する手順は次のとおりです。
ODI Studioを使用して、次の手順を実行します。次の手順を実行する前に、作業リポジトリ、カスタム・プロジェクトおよびモデルをバックアップします。
オブジェクトをエクスポートおよびインポートする際、次のオプションを使用します:
エクスポートの場合、「子コンポーネント・エクスポート」オプションを選択します。
インポートの場合、インポート・タイプとして「シノニム・モードINSERT_UPDATE」を選択します。
オープン・インタフェース・アダプタを変更するには:
FDMEEリポジトリから、Open Interface Adapter ModelおよびERPI Target Modelフォルダをエクスポートします。
FDMEEリポジトリから、Open Interface Adapter Projectをエクスポートします。
新規IDで新規作業リポジトリを作成します。
製品コンポーネントとの競合を避けるために900以上のリポジトリIDを使用します。これはカスタマイズを実行する際に使用する開発リポジトリです。次の手順では、"カスタム・リポジトリ"と呼びます。
カスタム・リポジトリで、次の名前のモデル・フォルダをインポートします: Open Interface Adapter ModelおよびERPI Target Model。
カスタム・リポジトリで、 Open Interface Adapter Projectをインポートします。
カスタム・リポジトリで任意のカスタマイズを行います。
オブジェクトのカスタマイズ時、FDMEEリポジトリからインポートされたFDMEEシード・オブジェクトは変更しないでください。かわりに、必要なオブジェクトをコピーし、名前に"Custom"という接尾辞を使用してそれらを識別できるようにし、変更します。
たとえば、"Open Interface Balances"パッケージを"Open Interface Balances Custom"としてコピーし、編集します。
カスタマイズしたオブジェクト(プロジェクト、パッケージ、インタフェースなど)をカスタム・リポジトリからエクスポートし、FDMEEリポジトリにインポートします。
FDMEEソース・アダプタ・ユーザー・インタフェースを使用するには、オープン・インタフェース・アダプタを新規アダプタにコピーし、次のようにします:
新規アダプタには、新規のアダプター・キーを指定します。アダプタ・キーの長さは10文字までです。一度作成すると、変更できません。
表示名に必要な変更を加えます。表示名は、インポート・フォーマットやデータ・ロード・ワークベンチで表示されます。
カスタム・プロジェクトで指定されたように、ODIパッケージ名およびODIプロジェクト・コードを指定します。