アプリケーション・レベルのプロファイルの設定

「アプリケーション設定」オプションを使用して、ターゲット・アプリケーションに適用されるアプリケーション・レベル・プロファイルを更新またはクリアします。

アプリケーション・レベルのプロファイルを設定するには:

  1. 「設定」タブを選択し、「構成」「アプリケーション設定」を選択します。

  2. 「アプリケーション設定」「ターゲット・アプリケーション」ドロップダウンから、アプリケーション・プロファイルを適用するターゲット・アプリケーションを選択します。

  3. アプリケーション・レベルのプロファイル設定を選択します。

  4. オプション: 設定をクリアするには、値を選択し、「削除」をクリックします。

    値は表示されなくなりますが、削除されるのは保存した後です。

  5. 「保存」をクリックします。

表3.アプリケーション・レベルのプロファイル・オプション

オプション説明
アプリケーション・ルート・フォルダアプリケーション・ルート・フォルダは、このEPMアプリケーションにデータをロードするために使用されるすべてのファイルを格納するルート・フォルダです。EPMアプリケーションごとに別のルート・フォルダを使用できます。

このパラメータに基づいて、FDMEEは、ログ・ファイルや生成されたファイルとレポートをこのルート・ディレクトリ内の適切なフォルダに保存します。この設定手順とは別にパラメータをサーバー上で設定する必要があります。

「アプリケーション・フォルダの作成」ボタンを選択すると、このフィールドに指定したパスでのフォルダ構造の作成がシステムに指示されます。フォルダ構造は次のとおりです(それぞれにサブフォルダが含まれます):

data

inbox

outox

アプリケーション・レベルでフォルダを指定する場合、スクリプトはこのフォルダに保存されます。これはアプリケーション間で異なるイベント・スクリプトの場合、特に重要です。アプリケーション・レベルのフォルダを設定しない場合はアプリケーションごとに異なるイベント・スクリプトを使用できません。

注意:

Financial ManagementおよびFDMEEが別個のサーバー上にある場合は、アプリケーション・ルート・フォルダにUniversal Naming Convention (UNC)パスを使用します。フォルダの共有アクセス権では、読取り/書込み操作のためのDCOMユーザーへのアクセスを許可する必要があります。必要なUNC定義の指定については、サーバー管理者にお問い合せください。

ファイルの文字セットテキストを作成、保管および表示するためにビット組合せを文字にマッピングする方法を指定します。

各エンコード方式にはUTF-8などの名前が付けられています。各エンコード方式では、それぞれの値は特定のビット組合せにマッピングされています。たとえば、UTF-8では大文字のAはHEX41にマッピングされています。

使用可能な文字セットは、イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして「検索して選択」画面で確認できます。
デフォルトPOVロケーションデフォルトPOVのロケーションを指定します。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして、「検索して選択: デフォルトPOVロケーション」画面からデフォルトのPOVロケーションに移動することもできます。

デフォルトPOV期間デフォルトPOV期間を指定します。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして、「検索して選択: デフォルトPOV期間」画面からデフォルトPOV期間に移動することもできます。

デフォルトPOVカテゴリデフォルトPOVカテゴリを指定します。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして、「検索して選択: デフォルトPOVカテゴリ」画面からデフォルトPOVカテゴリに移動することもできます。

ユーザーの言語FDMEEのユーザーが使用するバージョンのアプリケーションのデフォルト言語を選択します。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックし、言語を検索して選択することもできます。

ユーザー・インタフェースのテーマアプリケーションのOracle設計パターンを設定します。FDMEEは、デフォルトのユーザー・インタフェース値としてBLAF+を使用します。

イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして、テーマに移動することもできます。

デフォルト交差レポートアプリケーション・レベルでデフォルトの交差確認レポートとして使用する交差確認レポートのタイプを指定します。交差確認レポートは、データ・ロード・エラーを特定します。これは、「データ・ロード・ワークベンチ」のデータ検証ステップの一部として生成されます。レポートのフォーマットは、動的列フォーマットと固定列フォーマットの2つです。固定列には、最大4つのカスタム・ディメンションが表示されます。
デフォルトの確認レポートアプリケーション・レベルでデフォルトの確認レポートとして使用する確認レポートのタイプを指定します。次にシード済確認レポートを示しますが、新しいレポートを作成してここに指定できます:
  • 確認レポート - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。

  • 確認レポートの期間範囲(カテゴリ、開始期間、終了期間) - カテゴリと選択した期間について検証ルールの結果を表示します。

  • 確認レポート検証エンティティ・シーケンス別 - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します(成功または失敗ステータス)。検証エンティティ・グループに定義されたシーケンスでソートされています。

  • 確認レポート(警告) - 現在のロケーションについて検証ルールの結果を表示します。警告の条件が一致する場合に、検証が検証ルールに記録されて表示されます。このレポートには、検証に合格したルールは表示されません。

イベント・スクリプト実行の有効化「はい」を選択すると、データのロード前(BefLoad)や検証後(AftValidate)にアプリケーション・イベントの実行が有効になります。「いいえ」を選択すると、アプリケーション・イベントの実行が無効になります。
ログ・レベルログに表示される詳細のレベルを指定します。ログ・レベル1を指定すると、詳細が最も少なく表示されます。ログ・レベル5を指定すると、詳細が最も多く表示されます。

ログは、「ログ」リンクを選択すると「プロセスの詳細」に表示されます。

POVのロック

視点(POV)のロック機能では、指定した期間およびカテゴリに対応するターゲット・アプリケーションに関連したすべてのロケーションをロックし、選択したPOVにデータがロードされるのを防ぎます。「POVのロック」ボタンを選択すると、プロファイルに基づいてカテゴリと期間の値が入力されたポップアップが表示されます。必要に応じてカテゴリと期間を選択し、POVをロックできます。

ロックされたPOVのロックを解除できるよう「POVのロック解除」も使用できます。POVのロックは次の場所で参照されます。

  • データ・ロード・ワークベンチ

  • データ・ロード・ルール

  • バッチ実行

POVをロックするには:

  1. 「設定」タブを選択し、「構成」「アプリケーション設定」を選択します。

  2. 「アプリケーション設定」「ターゲット・アプリケーション」ドロップダウンから、アプリケーション・プロファイルを適用するターゲット・アプリケーションを選択します。

  3. 「POVのロック」をクリックします。

    「すべてのロケーションのPOVのロック」画面が表示されます。

  4. オプション: 「カテゴリ」で、更新するカテゴリを選択します。

  5. オプション: 「期間」で、更新する期間を選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

    選択したターゲット・アプリケーションに対応するすべてのロケーションがロックされます。

    ロックされたPOVのロックを解除するには、「ロック解除」をクリックします。