インポートを作成する場合は、その設定内容およびインポート・フォーマット・マッピングを定義します。作成できるのは次のとおりです:
1から1へのマッピング - 単一セグメントおよび単一チャートフィールドのマッピング:
ソース・セグメントのメンバーとターゲット・ディメンションのメンバーとの間に単純な1対1マッピングを定義します。
ソース値セットからすべてのメンバーをターゲット・ディメンションのメンバーとして取得します。
注意: | このトピックはファイルベースのデータ・ロード定義には該当しません。 |
次の図は、ソース・システムのセグメントまたはチャートフィールドとEPMターゲット・アプリケーションのディメンションとの、1から1へのマッピングを示したものです。
注意: | ソースの各メンバーは、ターゲット・ディメンションの単独のメンバーとして作成されます。 |
複数から1へのマッピング - ソース内の複数のセグメントまたはチャートフィールドを連結して、1つのEPMディメンション・メンバーにマッピングすることが可能です。
複数のディメンションが、連結された単一のセグメントにマッピングされた場合、ソース階層に対して定義した走査順序に基づいて、連結されたメンバーのターゲット・ディメンションとして新しいディメンションが作成されます。ターゲット・ディメンションとして連結できるセグメントは5つまでです。次の表は、セグメントからディメンションへのマッピング方法の例を示したものです。この例では、2つのセグメント(「会社」および「部署」)が1つのディメンション(「エンティティ」)にマッピングされています。
セグメント/チャートフィールド | EPMディメンション |
---|---|
会社 | エンティティ |
部署 | |
製品 | 製品 |
勘定科目 | 勘定科目 |
インポート・フォーマットでは、ソース・ディメンションの連結をターゲット・アプリケーション・ディメンションのソースとして使用できます。EBSメタデータ・ロードの場合、連結されたディメンションをロードすると、そのロードでは階層を関連付ける必要がありません。ただし、PeopleSoftソース・アプリケーションではEBSとは異なる方法でメタデータ・ロードが処理されます。
PeopleSoftソース・アプリケーションの場合、階層を連結されたディメンションに関連付ける必要があります。これは、PeopleSoftのメタデータ・ロードにおける必須条件です。
ディメンションXのソースが製品+部署の場合、メタデータ・ルールでは、製品用と部署用の2つの階層を持つ行が階層領域にあることが必要です。走査順序も指定する必要があり、製品= 1番目、部署= 2番目となります。
この要件では、PeopleSoftのディメンション構造のために、孤立メンバー(つまり、階層に含まれていないメンバー)を処理できなくなる可能性があります。