通貨の処理方法

データ・ルールを定義する際には、ERPソース・システムから為替レートを抽出する方法を指定できます。ターゲット・アプリケーションの複数通貨オプションが有効になっている場合は、為替レートの処理方法を指定できます。

すべての為替レートが抽出され、AIF_HS_EXCHANGE_RATES表に挿入されます。この表には、各通貨のISO通貨コードを使用してソース・システムからデータが移入されます。ISO数値コードは、このプロセスでは使用されません。

為替レートは、AIF_HS_EXCHANGE_RATES表内のISO通貨コードと、複数通貨のPlanningアプリケーションで定義された通貨との照合に基づいてPlanningにプッシュされます。(ISO通貨コードを使用してPlanningアプリケーションの通貨を設定することは重要です。)その結果、このプロセスの一部として再計算されるものは何もないため、これらのレートを使用して任意の通貨換算を実行します。

Planningアプリケーションのデフォルト通貨で入力されるデータは、ロケールにロードされます。

Financial Managementの場合、データは「ロケーション」に指定した値ディメンションにロードされます。通常、これは<Entity Currency>に設定されます。

注意:

為替レートは、Financial Managementにインタフェースで直接組み込まれません。AIF_HS_EXCHANGE_RATES表からそれらに手動でアクセスし、Financial Managementに挿入する必要があります。