マルチディメンションを使用したマッピングの作成

多ディメンション・マッピングを使用すると、複数のソース列値に基づいてメンバー・マッピングを定義できます。この機能を使用すると、ターゲット・アプリケーションで使用可能でないディメンションにデータをロードできます。たとえば、勘定科目ディメンションのマッピングは、エンティティ、製品およびプロジェクトのソース値に基づいて定義できます。これにより、ソース値の組合せに基づくターゲット値の導出が可能になります。さらに、ターゲット・アプリケーション登録に、参照ディメンションを追加できます。これらのディメンションは、ソース・ディメンションを含みますが、ターゲット・アプリケーションには存在しません。これらにより、マルチ・ディメンション・フィルタの作成の柔軟性が増します。これで、条件付きのデータ・ロードが容易になります。

複数のディメンションを使用してマッピングを作成するには:

  1. 「ワークフロー」を選択し、「データ・ロード」「データ・ロード・マッピング」を選択します。

  2. 「データ・ロード・マッピング」「ディメンション」ドロップダウンで、ディメンション名を選択します。

  3. 「マルチ・ディメンション」タブを選択します。

  4. 「マルチ・ディメンション」で、「編集」をクリックします。

  5. 「ルール名」で、ルールの名前を指定します。

  6. 「ターゲット値」を入力するか、イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックしてターゲット値を選択します。

  7. ソース勘定科目の値の符号を反転するには、「符号の変更」を選択します。

  8. 「説明」にマッピングの説明を入力します。

  9. 「追加」をクリックして、マッピング条件を指定するための空白行を作成します。

  10. 「ディメンション」で、追加するディメンションを選択します。

    「ディメンション」ドロップダウンに、インポート・フォーマットでマップされているすべてのディメンションが表示されます。

    コンテキストとして、「データ表」列に加えて「ソース・セグメント/チャートフィールド」列が表示されます。

  11. 「条件」で、値をマッピングする方法を選択します。

    使用可能な条件:

    • 明示

    • 範囲

    • 類似

    • 含む

  12. 「値」で、ディメンションのメンバー名を指定します。

  13. 手順9から12までを繰り返して、複数の条件を指定します。

  14. 「ルールに適用」を選択すると、マッピングがロケーション内の特定のデータ・ルールのみに適用されます。

    同じロケーションのこれ以外のデータ・ルールには、マッピングは適用されません。

    デフォルトでは、あるロケーションで指定されたマッピングはロケーション内のすべてのデータ・ルールに適用可能です。

  15. 「保存」をクリックします。