データ値

データ値は、Financial Managementマルチディメンション・ターゲット・システムと統合する際のみに使用される追加のディメンションです。ディメンションの名前は「値」です。このディメンションのメンバーは[Contribution Adjs]と[Parent Adjs]です。データがFinancial Managementにロードされるとき、データのロード先を示すために値ディメンションのメンバーを指定します。FDMEEのロケーションの定義で、「データ値」フィールドに値ディメンションのエントリを指定します。「検索」リンクを選択すると「データ値」が「ロケーション」画面に設定されます。

FDMEEがロード・ファイルを作成すると、このディメンション値はこのロケーションによってロードされた各データ行に入力されます。デフォルトでは、このフィールドに値が入力されずに、Financial Managementとの統合が実行されると、データ値<Entity Currency>がデフォルト値になります。

仕訳をFinancial Managementにロードする場合、データ・ロードと仕訳ロードのために値ディメンション・メンバーを指定できます。最初の「;」のフィールドはデータ・ロードに使用される値メンバー、「;」による2番目のフィールドは仕訳ロードの値メンバーです。

テンプレートを使用するとき、システムは、ロケーションの値メンバー・フィールドで「;」で区切られた2番目のフィールドを探して、値メンバーを選択します。

「検索」が選択されると、FDMEEがFinancial Managementに接続して、有効なデータ値のリストを取得します。FDMEEは、Financial Managementから値を取得し、FDMEEが作成した行(元の値と調整データ値の連結)を追加します。FDMEEは、このように新たに作成された行を使用して、Financial Managementへの仕訳のロードを管理します。

データ値選択画面でFDMEEが作成する行を次に示します: