メタデータ構造

メタデータのヘッダー(行1~5)によって、このテンプレートで処理するデータの関連セグメントを見つける方法がFDMEEに指示されます。次の行1-5に関する項で、メタデータの各部分がFDMEEによってどのように使用されるかを説明します。

行1 (仕訳IDとロケーション・タグ)

行1のタグは、データのロード先の仕訳IDとFDMEEロケーションを設定するために使用されます。仕訳IDは「勘定科目」列の行1に配置する必要があります。ロケーション・タグは「金額」列の行1に配置する必要があります。

注意:

仕訳IDで使用できる文字は、10文字に制限されています。

行2 (FDMEEカテゴリ・タグ)

行2のタグは、仕訳のロード先のFDMEEカテゴリを設定します。カテゴリは、有効なFDMEEカテゴリであることが必要です。FDMEEカテゴリ・タグは「金額」列に配置する必要があります。

行3 (FDMEE期間タグ)

行3のタグは、データのロード先の期間を設定します。期間は、有効なFDMEE期間であることが必要です。このタグは「金額」列に配置する必要があります。

行4 (ロード方法タグ)

行4のタグは、FDMEEでの仕訳のロード方法を設定します。同じ仕訳IDの既存の仕訳に追加するには、文字「A」を入力します。同じ仕訳IDの仕訳が同じFDMEE視点に存在する場合、新しい仕訳は以前発行された仕訳に追加されます。同じ仕訳IDの既存の仕訳を置換するには、文字「R」を入力します。

同じ仕訳IDの仕訳が同じFDMEE視点に存在する場合、新しい仕訳によって古い仕訳が置換されます。このタグは「金額」列に配置する必要があります。指定できるタグを次の表に示します。"AZ"および"RZ"設定は、"A"と"R"の方法と同じように機能しますが、ゼロ値の金額がすべて抑制される点が異なります。

方法有効なタグ
仕訳の追加

A、Append

仕訳の置換(デフォルト)

R、Replace

仕訳の追加 - ゼロ抑制

AZ

仕訳の置換 - ゼロ抑制

RZ

行5 (ディメンション・タグ)

行5のタグは、金額がロードされるディメンションを定義します。指定できるディメンション・タグを次の表に示します。

FDMEEディメンション有効なタグ

勘定科目(必須)

A, Account, SrcAcctKey

中央(必須)

C, Center, SrcCenterKey

説明(オプション)

D, Description, SrcAcctDesc

内部取引カウンタ・パーティ(オプション)

I, IC, ICCoParty

ユーザー定義1~ユーザー定義20(オプション)1~20、UD1~UD20、UserDefined1~UserDefined20
金額(必須)V, Amount, SrcAmount