複雑なロジックの例2: CashTx

表33.複雑なロジックの例2

ディメンション条件タイプ条件値グループ化基準グループ・レベル
勘定科目類似11*現金0
エンティティ類似Txテキサス0
ICP範囲000,100*2
UDI含む00,01,02UD1-*0

前述の表の最初の行で、“11”で始まる勘定科目が“Calc Item: CashTx”の計算結果に含まれることが指定されます。

2行目で、ソース・レコードが“TX”のようなエンティティを持つことも指定され、結果が絞り込まれます。

3行目で、ICP値が000から100の間のソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。

最後の行で、カスタム1 (UD1)が“00”、“01”、“02”のいずれかのソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。インポートされた行の中でリストされたすべての条件を満たさないものは、計算結果から除外されます。

次の表では、「グループ化基準」フィールドおよび「グループ・レベル」フィールドに入力された値によって、2つのロジック・アイテムがソース・レコードから導出されます。「グループ化基準」フィールドのうち2つにリストされた値がハードコード化され、2つにアスタリスクが含まれています。したがって、指定の条件を満たす各行で、勘定科目とエンティティ・ディメンションのインポートされた元のメンバーが「グループ化基準」フィールドにリストされたメンバーで置換されます。その他のディメンションは、「グループ・レベル」の入力に基づいて、元のメンバーの全部または一部を返します。