登録されたスクリプトは、スクリプト・ファイル(JythonまたはVisual Basicスクリプトを含む)とターゲット・アプリケーションに関連付けられます。カスタム・スクリプトが実行されるとき、スクリプトにパラメータを入力するための値リストがユーザーに対して表示されます。
スクリプトを登録するには:
「設定」を選択し、「スクリプト」で「スクリプトの登録」を選択します。
「カスタム・スクリプトの登録」画面には次の3つの領域があります:
要約 — すべてのカスタム・スクリプトがリスト表示されます。
詳細 — スクリプト名、関連付けられたターゲット・アプリケーションおよびスクリプト・ファイルが表示されます。
パラメータ - パラメータ名、パラメータ・タイプ、表示名、シーケンス、パラメータ値、および特定のカスタム・スクリプトの値リストの指定に使用される問合せ定義が表示されます。
「ターゲット・アプリケーション」ドロップダウンで、カスタム・スクリプトに関連付けられているターゲット・アプリケーションを選択します。
カスタム・スクリプトをカスタム・スクリプト・グループに関連付けるには、「カスタム・スクリプト・グループ」ドロップダウンからグループを選択します。
「スクリプト・ファイル」でカスタム・スクリプトに関連付けるスクリプト・ファイルを選択します。
スクリプト・ファイルを検索するには、「選択」をクリックし、「スクリプト・ファイルの選択」画面でスクリプト・ファイルを選択します。
スクリプト・ファイルをアップロードするには、「選択」をクリックします。「スクリプト・ファイルの選択」で「アップロード」をクリックします。「参照」をクリックしてアップロードするスクリプト・ファイルに移動し、「OK」をクリックします。
カスタム・スクリプトのパラメータを定義するには:
「スクリプト・パラメータ」グリッドで「追加」をクリックします。
パラメータの追加先の空白の行が表示されます。
「パラメータ名」に、スクリプトで参照するパラメータの名前を入力します。
たとえば、「POVロケーション」に「POVLOC」、「POV期間」に「POVPeriod」、「POVカテゴリ」に「POVCAT」、または「ターゲット・カテゴリ」に「POVTARGET」を入力します。
パラメータ名はユーザー定義です。カスタム・スクリプト内でこれらを区別するために接頭辞または接尾辞を選択できます。
タイプは、カスタム・スクリプトで参照するパラメータです。
使用可能なタイプ:
POV — POVのロケーション、期間、カテゴリまたはルールに対するプロンプトを表示します。「POV」値のデフォルトは、カスタム・スクリプトを実行した際のユーザーのPOVです。
問合せ — 「問合せ」タイプでは問合せを作成できます。この問合せによって移入される値リストから、カスタム・スクリプトの実行時にユーザーが値を選択できます。
静的 - 「静的」タイプはパラメータが定数または定義済の値であることを示し、パラメータ値がユーザーにより指定されたことを示します。カスタム・スクリプトが実行されるとき、パラメータに別の値を指定できます。
パラメータに対して任意の名前を使用できます。また、現在のスクリプト内でパラメータを区別するために名前に接頭辞または接尾辞を使用することもできます。
パラメータ名は、スクリプトの登録で指定された名前と正確に一致する必要があります。
「パラメータ値」で、静的パラメータ・タイプの値を入力します。
このパラメータ値は、カスタム・スクリプトで次のAPIを使用して取得する必要があります:
fdmAPI.getCustomScriptParameterValue("PARAMETER NAME"))
「問合せ」で、パラメータの値リストを提供する問合せ定義を指定します。
たとえば、「レポートの生成」画面でユーザーが選択するデータ・ルールのリストを表示するには、これらの問合せを定義する問合せ定義を指定します。