アウトラインが正しいことを確認します。この関数は、グローバル・アウトライン・エラーおよび不正なメンバーそれぞれのエラーの両方を戻します。この関数はEssOtlVerifyOutlineExによって呼び出されますが、クライアント・プログラムから直接呼び出すこともできます。
構文
ESS_FUNC_M EssOtlVerifyFormula ( hOutline, hCtx, FormulaString, pErrorNumber, pErrorLine, MemberName, ErrorBufferLength, ErrorMessage );
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hOutline |
ESS_HOUTLINE_T |
アウトラインのコンテキスト・ハンドル。 |
hCtx |
ESS_HCTX_T |
APIコンテキスト・ハンドル。アウトラインがローカルのアウトラインである場合、実行中のサーバーにこの個別のhCtxを提供することも必要です。式の確認は、サーバー上でのみ行われ、ファイル・システムからのアウトラインはサーバーに接続されていないためです。このパラメータは通常NULLである必要があります。 |
FormulaString |
ESS_STR_T |
構文上の計算式。 |
pErrorNumber |
ESS_PULONG_T |
エラー数へのポインタ。 |
pErrorLine |
ESS_PULONG_T |
エラー行番号へのポインタ。 |
MemberName |
ESS_STR_T |
式があるメンバーの名前。これはオプションのフィールドです。特にEssOtlVerifyFormula()がループ内で呼び出される場合に、この名前を提供すると、エラー・メッセージが拡張されます。 |
ErrorBufferLength |
ESS_ULONG_T |
エラー・バッファのサイズ。 |
ErrorMessage |
ESS_STR_T |
エラー・バッファに含まれるエラー・メッセージ。これは、(エラー番号、行番号およびメンバー名を含む)エラーの記述的なメッセージを含む、前もって割り当てられた文字列です。長さは少なくとも400バイトに設定する必要があります。 |
備考
式にエラーがあっても、戻り値は通常0です。0でない戻り値は、重大なコードレベルのエラーを意味します。
この関数はEssOtlVerifyOutlineExから呼び出されますが、クライアント・プログラムから直接呼び出すこともできます。
戻り値
この関数は、正常終了すると0を戻します。それ以外の場合は、OTLAPI_ERR_HOUTLINEまたはOTLAPI_NULL_ARGのいずれかのエラー・コードを戻します。戻り値は、式に軽微なエラーがある場合でも、0になる場合があります。0でない戻り値は、重大なコードレベルのエラーを示します。
式のエラーは、pErrorNumber変数およびpErrorLine変数に戻されます。
0でない戻り値は、コードレベルでの重大なエラーを示します。その場合、エラー確認は中断され、pErrorNumberおよびpErrorLineの両方が0に設定されます。
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