アプリケーション・プログラムのインストール

Essbase APIプログラムのインストールを作成するとき、アプリケーションのインストールの一部として、APIサポート・ファイルを含めたい場合があります。かわりに、ターゲット・マシンにEssbaseランタイム・クライアントをインストールし、環境更新オプションをすべて受け入れることができます。そのプロセスは、APIによって必要とされるファイルをすべてインストールし、PATH変数を設定します。

製品のインストールの一部としてEssbase API環境設定を含むことに決めた場合、Essbase APIによって必要とされるファイルをインストールするために、インストール・プロセスを構築する必要があります。必要とされる詳細な手順は、プログラムおよび対象のオペレーティング・システムにより異なります。次の手順は、典型的なインストール・プロセスを示します:

  1. ユーザーに対しルート・インストール・ドライブおよびディレクトリ名を指定するように要求します。ルートとは、たとえばC:\Hyperion\products\Essbaseなど、インストール・ドライブおよびディレクトリの名前を示します。

  2. \rootおよび\root\binディレクトリを作成します。

  3. 製品の実行可能ファイルを\root\binディレクトリにコピーします。

  4. 他の製品ファイルを\rootディレクトリまたはサブディレクトリにコピーします。

  5. ユーザーに対しネットワーク・プロトコルを選択するように要求します。

  6. 適切なEssbaseネットワーク・ドライバ・ライブラリを\root\binディレクトリにコピーするか名前を変更します。

  7. 残りのライブラリ・ファイルを\root\binディレクトリにコピーします。

  8. メッセージ・データベースを\root\binディレクトリにコピーします。

  9. ご使用のオペレーティング・システム環境で、ESSBASEPATH環境変数を定義し、それを\root\と同等にします。ESX_INIT_T構造体において明示的にクライアント・ディレクトリ・パスを設定しなかった場合のみ、この手順は必要です。

  10. ご使用のオペレーティング・システム環境で、ARBORMSGPATH環境変数を定義し、それを\root\bin\filenameと同等にします。これは、メッセージ・データベースのカスタム・ディレクトリ・パスおよびファイル名を指定します。ESX_INIT_T構造体において明示的にメッセージ・データベース・パスを設定しなかった場合、またはESSBASEPATH環境変数の使用によってメッセージ・データベースを見つけることができない場合にのみ、この手順は必要です。

  11. プログラムのPATHに<EPM_ORACLE_HOME>/bin/を含めます。これは、プログラムがEssbaseに接続できるようにするために必要です。UNIXの場合は、プログラムのLD_LIBRARY_PATHに<EPM_ORACLE_HOME>/lib/を含めます。

注:

これらの手順はWindowsクライアント・マシンに該当します。他のオペレーティング・システムにインストールする場合は、多少異なる手順を必要とします。

異なるプラットフォームにAPIプログラムをインストール

異なるオペレーティング・システムのプラットフォームにプログラムをインストールする場合、それぞれのオペレーティング・システムによってPATH、ESSBASEPATHおよびARBORMSGPATHなどの環境変数の設定手順が多少異なります。

Windowsでは、環境変数が、Windowsの「システムのプロパティ」の環境セクションで設定されます。「スタート」>「設定」>「コントロール パネル」>「システム」>「環境」タブからシステム変数にアクセスします。Windowsのパス変数に%ESSBASEPATH%\Binパス宣言を追加するのは、以前のWindowsマシン上でAUTOEXEC.BATファイル内のPATHステートメントを編集するのと同等です。

UNIXシステムでは、環境変数は、各ユーザーのログイン・スクリプトを使用して、通常は設定されます。UNIXでこれらの変数を設定するための標準的な手順では、適切な変数を設定するスクリプトをインストールとともに提供します。これは、システム管理者がユーザーのログイン・スクリプトに含めることができます。環境変数の設定の詳細は、{1}『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』{2}を参照してください。環境変数の設定の詳細は、『Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』を参照してください。