この関数は、指定されたグリッドを初期化します。
構文
ESSG_FUNC_M
EssGNewGrid
(
Handle, phGrid
);
| パラメータ | データ型 | 説明 |
|---|---|---|
Handle; /* IN */ |
ESSG_HANDLE_T |
EssGInitから戻されるハンドル。 |
phGrid; /* OUT */ |
ESSG_PHGRID_T |
EGAPIから戻されたグリッド固有のハンドルへのポインタ。 |
備考
この関数の呼出しは、グリッド固有のAPIを呼び出す前に実行します。
戻されたハンドルは、指定したグリッドを操作する、後続のグリッド固有のAPI呼出しへ渡す必要があります。
またこの関数は、グリッドAPIを使用するグリッドごとに1回ずつ呼び出すことが必要です。
マルチスレッド環境の各スレッドでは、各ハンドル(phGrid)を使用してEssGSendRows()やEssGBeginOperation()などのグリッド固有のAPIを呼び出す必要があります。
戻り値
正常終了の場合は、ESSG_STS_NOERRが戻されます。
アクセス
なし。
例
#include <essapin.h>
#include <essgapin.h>
ESSG_FUNC_M sts = ESS_STS_NOERR;
ESSG_INIT_T InitStruct;
ESSG_HANDLE_T Handle;
ESSG_HGRID_T hGrid;
InitStruct.ulVersion = ESSG_VERSION;
InitStruct.ulMaxRows = 1000;
InitStruct.ulMaxColumns = 200;
InitStruct.pfnMessageFunc = ESS_NULL;
InitStruct.pUserdata = ESS_NULL;
/* initializes EGAPI */
sts = EssGInit(&InitStruct, &Handle);
/* initializes a specific grid */
if(!sts)
sts = EssGNewGrid(Handle, &hGrid);
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