この関数は、個別のグリッド・オプションを設定します。
構文
ESSG_FUNC_M EssGSetGridOption ( hGrid, sOption, pOption );
パラメータ | データ型 | 説明 |
---|---|---|
hGrid |
ESSG_HGRID_T |
EssGNewGrid()から戻されるハンドル。 Description |
sOption |
ESSG_SHORT_T |
設定するオプションを表す値。有効な値の表については、「注意」を参照してください。 |
pOption |
ESSG_PVOID_T |
ESSG_PVOID_Tへキャストを設定するオプションの値。 |
備考
このアプリケーションのみで使用するグリッド固有の情報を保管するには、ESSG_OP_USERGRIDDATAポインタを使用してください。
次の表に、sOptionの有効なオプションと対応するデータ型の説明を示します:
値 |
説明 |
予期されるデータ型 |
デフォルト |
---|---|---|---|
ESSG_OP_ALIASNAMES |
別名 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_ALIASTABLE |
別名テーブル |
ESSG_STR_T | |
ESSG_OP_DATALESS |
データベース・ナビゲーションを使用可能にします。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_DRILLLEVEL |
ドリルレベル |
ESSG_SHORT_T |
ESSG_NEXTLEVEL |
ESSG_OP_EMPTYGRIDERROR |
FALSEの場合、データが見つからずグリッド・ヘッダーのみが戻されたクエリーについてエラーを発行しません。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_TRUE |
ESSG_OP_INCSEL |
選択を含めます |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_INDENT |
インデント・スタイル |
ESSG_SHORT_T |
ESSG_INDENTTOTALS |
ESSG_OP_LATEST |
最新メンバーを指定する機能を有効にします。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_LATESTMEMBER |
最新メンバーを指定します。 |
ESSG_STR_T |
NULL |
ESSG_OP_REPEATMBRNAMES |
メンバー名を繰り返します。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_RETAINTHREAD |
TRUEに設定されている場合、グリッド操作の終わりにサーバー・スレッドの接続を解除しないでください。順にいくつかの操作を送信すると性能を向上させる場合があります。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_SELGROUP |
選択されていないグループの削除。選択したメンバーのすべてのオカレンスにズームしますが、同じ次元にある他のメンバーは、選択したメンバーそのものも含めてすべて削除されます。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_SELONLY |
選択したグループ内。選択したメンバーのインスタンスそのものにのみズームします。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_SUPMISSING |
欠落した行を抑制します。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_SUPUNDER |
アンダースコアをスペースに置換します。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_SUPZEROS |
0の行を抑制します。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_UPDATEMODE |
更新モード |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_USEBOTHFORROWDIMS |
行次元にメンバー名と別名の両方を使用します。 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_USERGRIDDATA |
ユーザー・データへのポインタ |
ESSG_PVOID_T |
NULL |
ESSG_OP_RETAINTHREAD |
スレッドを保持 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_EMPTYGRIDERROR |
空のグリッド・エラーを発行 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_DATALESS |
データなしで移動 |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
ESSG_OP_SPANHYBRIDANALYSIS |
リレーショナル・ソースまでドリルをスパン |
ESSG_BOOL_T |
ESSG_FALSE |
戻り値
正常終了の場合は、ESSG_STS_NOERRが戻されます。
例
ESSG_VOID_T ESSG_SetGridOption (ESSG_HGRID_T hGrid) { ESSG_STS_T sts = ESS_STS_NOERR; ESSG_SHORT_T sOption; ESSG_SHORT_T tmpShort; ESSG_PVOID_T pOption; /* connect the grid to a database on the server */ sts = EssGConnect(hGrid, "Rainbow", "Admin", "Password", "Demo", "Basic", ESSG_CONNECT_DEFAULT); tmpShort = 2; sOption = ESSG_OP_DRILLLEVEL; pOption = (ESSG_PVOID_T)tmpShort; /* set grid option */ if(!sts) sts = EssGSetGridOption(hGrid, sOption, pOption); if(!sts) EssGDisconnect(hGrid, 0); }
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