Visual BasicでのAPI宣言の理解

プログラム内で、C言語での宣言と同等なVisual Basicの宣言を使用します。次の表にはC言語の宣言、Visual BasicのESB32.BASファイルにおける宣言方法、Visual Basicでの呼出し方法を記載します。

C宣言

Visual Basic宣言

呼出しに使用する変数

文字列へのポインタ(LPSTR)

ByVal S As String

任意の文字列変数またはバリアント変数

整数へのポインタ(LPINT)

I As Integer

任意の整数変数またはバリアント変数

ロング型へのポインタ(LPDWORD)

L As Long

任意のLong型変数またはバリアント変数

構造体へのポインタ(LPRECTなど)

S As Rect

ユーザー定義型の任意の変数

整数(INT, UINT, WORD, BOOL)

ByVal I As Integer

任意の整数変数またはバリアント変数

ハンドル(hWnd、hDC、hMenuなど)

ByVal h As Integer

任意の整数変数またはバリアント変数

Long型(DWORD, LONG)

ByVal L As Long

任意のLong型変数またはバリアント変数

整数へのポインタ

I As Integer

I(0)などの配列における最初の要素

void型(void *)へのポインタ

As Any

任意の変数(文字列を持つByValを使用する)

void型(関数の戻り値)

Subプロシージャ

適用外

プログラムのメイン・フォームでは、ブール変数ESB_TRUEおよびESB_FALSEを設定するために、次の行を挿入します。これらは、初期化構造体ESB_INIT_Tなどのユーザー定義型で発生します:

      ESB_TRUE = 1
ESB_FALSE = 0
   

注:

Visual BasicプログラムにおけるC言語DLLの使用に関する情報は、Microsoft Visual Basicのマニュアルを参照してください。