データベース内のデータを更新するには、最初に更新対象となるデータベース内のブロックをロックしてください。これを行うには、次のいずれかの操作を実行します:
OutputフラグをTRUE、LockフラグをTRUEに設定して、前述のようにレポート指定を送信します。このレポートによるデータ出力を変更し、更新としてデータベースに送信できます。
または、ロードの準備ができた新規データまたは変更データがある場合、プログラムは最初にそのデータをレポート指定として使用することで、適切なレポート関数を呼び出す時点でOutputフラグをFALSE、LockフラグをTRUEに設定して、データ・ブロックをロックできます。
データベースは、単一文字列、一連の文字列またはファイルのいずれかから更新できます。更新データ・ファイルはクライアント・マシン、Essbaseサーバーのいずれかに保存されます。
更新を単一文字列として送信するには、EsbUpdate()を呼び出して文字列全体を引数として渡します(Windowsでは、文字列の長さは32KB以下にする必要があります)。StoreフラグをEsbUpdate()への呼出しでTRUEに設定し、データベースが更新されるようにします。UnlockフラグもTRUEに設定されている場合、データが更新されると、データベース内のロック済データ・ブロックのロックが解除され、他のユーザーがそれらのブロックを更新できます。
更新を一連の文字列として送信するには、EsbBeginUpdate()を呼び出し、次にEsbSendString()を繰り返し呼び出してすべてのデータを送信します(Windowsでは、個別の各データ文字列の長さは32KB以下にする必要があります)。最後に、EsbEndUpdate()を呼び出して更新を終了します。StoreフラグをEsbUpdate()への呼出しでTRUEに設定し、データベースが更新されるようにします。UnlockフラグもTRUEに設定されている場合、データが更新されると、データベース内のロック済データ・ブロックもロックが解除されます。