Essbaseは、デフォルトではESSBASE.MDBという名前の、メッセージ・データベース・ファイルを使用します。APIを使用すれば、メッセージ・データベース・ファイルを希望のファイル名で、希望のディレクトリ・パスに保管できます。ESSBASE.MDBファイルを使用する必要がありますが、その名前を変更できます。ESX_INIT_TのMessageFileフィールドを使用すると、明示的にメッセージ・データベースの場所および名前を設定できます。
メッセージ・データベース・ファイルの名前およびディレクトリ・パスを変更できます。それには、メッセージ・データベースのフル・パスおよびファイル名を示す文字列をポイントするよう、初期化構造体のMessageFileフィールドを設定します。これにより、Essbaseメッセージ・システムは、Essbaseシステム・メッセージのテキストを参照する必要のある場合は常に、指定されたパスおよびファイル名を探します。たとえば、メッセージ・データベース・ファイルPRODUCT.MDBを呼び出し、C:\PRODUCT\MESSAGEディレクトリにそれをインストールする場合、次のように初期化構造体を変更します: ESS_INIT_T InitStruct;Initstruct.MessageFile = " :\PRODUCT\MESSAGE\PRODUCT.MDB";
Visual Basicの場合は、次のように変更します
Dim pInit as ESB_INIT_T pInit.MessageFile="C:\PRODUCT\MESSAGE\PRODUCT.MDB"
名前および場所を明示的に設定しない場合、MessageFileフィールドをNULLに設定できます。デフォルトでは、APIは、ユーザーのマシン上のARBORMSGPATH環境変数で完全修飾ファイル名を探します。この変数が設定されていない場合、APIは、ESSBASEPATH環境変数に\BINを追加し、そのディレクトリ名を使用して、ESSBASE.MDBを探します。
ARBORMSGPATH環境変数を使用する場合、Windowsプラットフォームでプログラミングをしているときは、AUTOEXEC.BATファイルにARBORMSGPATHステートメントを入れます。UNIXでは、使用しているシェルに対応する環境スクリプトで、この変数を設定します。詳細は、インストール・ノートのトピックを参照してください。パスおよびファイル名をC:\PRODUCT\MESSAGE\PRODUCT.MDBへ設定するには、次のステートメントを使用します: ARBORMSGPATH = C:\PRODUCT\MESSAGE\PRODUCT.MDB
ARBORMSGPATHまたはESSBASEPATH環境変数を使用するには、ESX_INIT_TのMessageFileフィールドをNULLに設定します。
Essbaseは、メッセージ・データベースを見つけるために、次の優先度検索を実行します:
Essbaseでは、初期化構造体のMessageFileフィールドに指定した、ディレクトリ・パスとファイル名が使用されます。
MessageFileフィールドがNULLに設定されている場合は、Essbaseでは、ARBORMSGPATH環境変数に指定されたファイル名とディレクトリ・パスが使用されます。
ARBORMSGPATH変数が定義されていない場合は、Essbaseでは、ESSBASEPATH環境変数に指定されたディレクトリ・パスのBINサブディレクトリにあるESSBASE.MDBというファイル名が使用されます。
ESSBASEPATH変数が定義されていない場合、Essbaseはエラー・メッセージを表示します。