ESS_GLOBAL_T

管理に使用されるグローバル・サーバー・システム・パラメータを含んでいます。この構造体のCurrencyを除くフィールドはすべて、APIを使用して変更できます。フィールドは次のとおりです:

      typedef struct ESS_GLOBAL_T
{
   ESS_BOOL_T   Security;       
   ESS_BOOL_T   Logins;         
   ESS_ACCESS_T Access;         
   ESS_USHORT_T Validity;       
   ESS_BOOL_T   Currency;       
   ESS_USHORT_T PwMin;          
   ESS_TIME_T   InactivityTime; 
   ESS_TIME_T   InactivityCheck;

   ESS_USHORT_T   InvalidAttempts;  
   ESS_USHORT_T   InactivityLockout;
   ESS_USHORT_T   NumPwExpWarn;     
   ESS_USHORT_T   PwStoredNum;      

} ESS_GLOBAL_T, *ESS_PGLOBAL_T, **ESS_PPGLOBAL_T;
   

データ型

フィールド

説明

ESS_BOOL_T

Security

グローバルにセキュリティが使用可能にされているかどうかを示すフラグです(デフォルトはESS_TRUE。この場合セキュリティは使用可能です)

ESS_BOOL_T

Logins

ユーザーのログインが使用可能かどうかを示すフラグです(デフォルトはESS_TRUE。この場合ログインは使用可能です)。

ESS_ACCESS_T

Access

新しく作成されたアプリケーションのデフォルトのアクセス・レベルです(デフォルトはESS_ACCESS_NONE)。使用できる値のリストは、ビットマスク・データ型(C)を参照してください。

ESS_USHORT_T

Validity

デフォルトのパスワード有効期間(デフォルト値は365日間)。

ESS_BOOL_T

Currency

通貨オプションがサポートされているかどうかを示すフラグ(このフラグは読取り専用です)。通貨オプションが使用可能な場合はESS_TRUEに設定されます。

ESS_USHORT_T

PwMin

パスワードの最小の長さ(デフォルトは6文字)。

ESS_TIME_T

InactivityTime

すべてのアプリケーションおよびエージェントから非アクティブなユーザーが自動的にログアウトされるまでの最大時間を秒数で表します。デフォルト値: 3600秒。最小値: 300秒。自動ログアウトを使用不可にするには、InactivityTimeを0に設定します。

ESS_TIME_T

InactivityCheck

自動ログアウトの確認頻度を秒数で表します。デフォルト値: 300秒。最小値: 30秒。InactivityTimeの設定より低くなければ、InactivityCheckInactivityTimeに設定され、警告メッセージが表示されます。自動ログアウトを使用不可にするには、InactivityCheckを0に設定します。

ESS_USHORT_T

InvalidAttempts

システム管理者に警告が通知され、ユーザーがロック・アウトされるまで、ユーザーに対して許可される無効な試行回数。

ESS_USHORT_T

InactivityLockout

ロック・アウトされるまで、ユーザーが非アクティブ(ログインからログインまでの間隔)な状態でいられる期間(デフォルトは365日)

ESS_USHORT_T

NumPwExpWarn

ユーザーがロック・アウトされるまで、ユーザーに対して発行されるパスワードの期限切れ警告の回数。

ESS_USHORT_T

PwStoredNum

任意のユーザーに対して保管されるパスワードの数。