この構造体はVB API初期化関数EsbInit()に渡されます。この構造体には、API開発者がAPIの使用方法をカスタマイズできるようにするフィールドが含まれています。構造体のいずれかのフィールドがゼロに設定されている場合、APIデフォルトが使用されます。フィールドは次のとおりです:
Type ESB_INIT_T
Version As Long
MaxHandles As Integer
LocalPath As String * ESB_PATHLEN
MessageFile As String * ESB_PATHLEN
HelpFile As String * ESB_PATHLEN
ClientError As Integer
ErrorStack As Integer
vbCallbackFuncAddress As Long
End Type
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VBデータ型 |
フィールド |
説明 |
|---|---|---|
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As Long |
Version |
アプリケーションのコンパイルに使用するEssbase APIのバージョン。下位互換性のために使用されます。 |
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As Integer |
MaxHandles |
アプリケーションで必要な同時コンテキスト・ハンドルの最大数(1-10の範囲) |
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As String * ESB_PATHLEN |
LocalPath |
クライアント側でファイルとオブジェクトの操作に使用する、デフォルトのローカル・パス名 |
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As String * ESB_PATHLEN |
MessageFile |
メッセージ・データベース・ファイルESSBASE.MDBの絶対パス名 |
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As String * ESB_PATHLEN |
HelpFile |
ユーザー定義のアプリケーション・ヘルプ・ファイルの完全修飾パス名で、「自動ログイン」ダイアログ・ボックスのヘルプに使用されます。ログイン・へルプ・コンテキストはヘルプ・ファイルで定義する必要があります。Essbaseと使用中の製品との統合。を参照してください。 ESSBASEPATHが定義されていない場合、ヘルプ・ファイル名はNULLに設定されます。 |
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As String * 1 |
ClientError |
デフォルトのエラー・ハンドラを使用するにはESB_FALSEを、メッセージを取得するためにEsbGetMessageを使用するにはESB_TRUEを指定します |
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As Integer |
ErrorStack |
EsbGetMessageで使用されるメッセージ・スタックのサイズ。デフォルト値は100です |
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As Long |
vbCallbackFuncAddress |
カスタムVisual Basicコールバック関数であるAddressOf。詳細は、Visual BasicのAPIメッセージの処理についての説明を参照してください。 |