サーバーまたはクライアントのオブジェクト・システムからローカル・ファイルにオブジェクトをコピーし、オプションでロックします。
構文
EsbGetObject
(
hCtx, ObjType, AppName, DbName, ObjName, LocalName, isLock
)
ByVal
hCtx
As Long
ByVal
ObjType
As Long
ByVal
AppName
As String
ByVal
DbName
As String
ByVal
objName
As String
ByVal
LocalName
As String
ByVal
isLock
As Integer
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
hCtx |
VB APIコンテキスト・ハンドル。EsbCreateLocalContext()によって戻されたローカル・コンテキスト・ハンドルの場合もあります。 |
ObjType |
オブジェクト・タイプ(単一のタイプのみ)。ビットマスク・データ型に関する説明を参照してください。 |
AppName |
アプリケーション名。 |
DbName |
データベース名。空の文字列の場合は、アプリケーションのサブディレクトリが使用されます。 |
ObjName |
取得するオブジェクト名。 |
LocalName |
クライアント上のローカル・コピー先ファイルのフル・パス名。 |
isLock |
オブジェクトのロックを制御するフラグ。TRUEの場合は、オブジェクトがロックされ、他のユーザーによる更新を防止します。 |
備考
オブジェクトをロックするには、そのオブジェクトがサーバーに存在している必要があり、かつ他のユーザーによってロックされていないことが必要です。クライアント上でのロックはサポートされていません。
戻り値
正常終了の場合は、オブジェクトはLocalNameで指定されているローカル・ファイルにコピーされます。
アクセス
この関数を使用するには、呼出し元は、オブジェクトがある指定したコピー元アプリケーションまたはデータベース(あるいはその両方)に対して、適切なレベルのアクセス権(オブジェクト・タイプによって異なる)を持っている必要があります。オブジェクトをロックするには(ロック・フラグがTRUE)、呼出し元は、指定したコピー先アプリケーション、またはオブジェクトが含まれているデータベースに対して、アプリケーションまたはデータベース・マネージャの権限(ESB_PRIV_APPDESIGNまたはESB_PRIV_DBDESIGN)を持っている必要があります。
例
Declare Function EsbGetObject Lib "ESBAPIN" (ByVal hCtx As Long, ByVal ObjType As Integer, ByVal AppName As String, ByVal DbName As String, ByVal ObjName As String, ByVal LocalName As String, ByVal Lock As Integer)
As Long
Sub ESB_GetObject ()
Dim sts As Long
Dim AppName As String
Dim DbName As String
Dim ObjName As String
Dim ObjType As Long
Dim LocalName As String
Dim Lock As Integer AppName = "Sample"
DbName = "Basic"
ObjName = "Basic"
ObjType = ESB_OBJTYPE_OUTLINE
LocalName = "C:\ESSBASE\CLIENT\BASIC.OTL"
Lock = ESB_YES '***********
' Get Object
'***********
sts = EsbGetObject (hCtx, ObjType, AppName,
DbName, ObjName, LocalName, Lock)
End Sub
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