EsbListRequests

アクティブなセッションおよび要求に関する情報を戻します。

構文

              EsbListRequests (hCtx, UserName, AppName, DbName, Items)
  ByVal hCtx     As Long
  ByVal UserName As String
  ByVal AppName  As String
  ByVal DbName   As String
        Items    As Long

パラメータ	説明
hCtx	コンテキスト・ハンドル
AppName	アプリケーション名
DbName	データベース名
UserName	ユーザー名
Items	戻されるインデックス・ファイルおよびデータ・ファイルの数

備考

セッションとは、ユーザーがログインしてからログアウトするまでの時間を秒数で表したものです。
要求とは、ユーザーまたは他のプロセスがEssbaseに対して送信するクエリーです。たとえば、アプリケーションの起動やデータベース・アウトラインの再構築に対する要求などがあります。各セッションは同時に複数の要求を処理できないため、セッションと要求は1対1の関係にあります。
リストされた要求の中には終了済にもかかわらず、ネットワークの遅延によってアクティブとしてリストされたままのものもあります。
この関数によって、UserName、AppNameおよびDbNameによって指定されたプロセスによって起動された要求およびセッションに関する情報が戻されます。これらのパラメータがNULLまたは空の場合、システム内のすべてのプロセスがリストされます。この関数は現在の要求数と、各要求に1つのESB_REQUESTINFO_T構造体を戻します。
EsbListRequests()を呼び出した後、ESB_REQUESTINFO_TYPEを使用してEsbGetNextItem()を呼び出し、必要な要求情報構造体を取得します。

戻り値

正常終了の場合は、ユーザー数がItemsに戻され、指定したアプリケーションおよびデータベースに対してアクセス権を持っているユーザーのリストが生成されます。このリストにアクセスするには、EsbGetNextItem()を使用します。

アクセス

この関数を使用するのに、特別な権限は必要ありません。

例

         Declare Function EsbListRequests Lib "ESBAPIN" (ByVal hCtx As Long, ByVal UserName As String, ByVal AppName As String, ByVal DbName As String, pItems As Integer) As Long
  
Sub ESB_ListRequests() 
     Dim Items As Integer 
     Dim ReqInfo As ESB_REQUESTINFO_T 
     Dim sts As Long 
     Dim pAccess As Integer 
  
     'sts = EsbSetActive(hCtx, AppName, DbName, pAccess) 
     'sts = EsbDefaultCalc(hCtx) 
     '************* 
     ' List Requests 
     '************* 
     sts = EsbListRequests(hCtx, UserName, AppName, DbName, Items) 
     Debug.Print "EsbListRequests = " & sts & " " & Items 
      
     For n = 1 To Items 
       '******************** 
       ' Get next Request Info 
       ' from the list 
       '******************** 
       sts = EsbGetNextItem(hCtx, ESB_REQUESTINFO_TYPE, ReqInfo) 
       Debug.Print "EsbGetNextItem = " & sts & " " & ReqInfo.LoginId & " " & 
ReqInfo.DbRequestCode 

     Next 
  End Sub