EssOtlSetOriginalMember

拡張された共有メンバーとしてメンバーを設定します。

構文

            ESS_FUNC_M EssOtlSetOriginalMember (
            hOutline, hMember, pszOriginalMbr
            );

パラメータ	データ型	説明
hOutline	ESS_HOUTLINE_T	アウトラインのコンテキスト・ハンドル(入力)。
hMember	ESS_HMEMBER_T	メンバー名(入力)。このメンバーは拡張された共有メンバーとして設定されます。
pszOriginalMbr	ESS_STR_T	共有を行う元のメンバー名(入力)。

備考

hMemberがまだ共有されていない場合には、拡張された共有メンバーとしてマークされます。
すべてのメンバー名が一意であるアウトラインでこの関数を使用した場合は、無効です。
この関数を呼び出す前に、EssOtlOpenOutlineを呼び出して編集モードでアウトラインを開いてください。
次の階層の場合、[Diet].[100-10]に対応するメンバー・ハンドル(hMember)をこの関数に渡し、元のメンバー(pszOriginalMbr)を[200].[100-10]とすると、[Diet].[100-10]は、[200].[100-10]の拡張された共有メンバーとなります。
```
                  100
    100-10
200 
    100-10 (duplicate)
Diet
    100-10 (shared with [200.100-10])
               
```

戻り値

正常終了の場合は0が戻され、それ以外はエラーが戻されます。

例

         ESS_FUNC_M ESS_SetOrigMember()
{
 
 ESS_STS_T    sts = 0;
 ESS_HOUTLINE_T   hOutline;
 ESS_OBJDEF_T   Object;
 ESS_APPNAME_T   szAppName;
 ESS_DBNAME_T   szDbName;
 ESS_OBJNAME_T   szFileName; 
 ESS_HMEMBER_T   hMember = ESS_NULL;
 
 
 
 memset(&Object, '\0', sizeof(Object));
 Object.hCtx =   hCtx;
 Object.ObjType =  ESS_OBJTYPE_OUTLINE;
 strcpy(szAppName, "Sample");
 strcpy(szDbName, "Basic"); 
 strcpy(szFileName, "Basic");
 Object.AppName =  szAppName;
 Object.DbName =   szDbName;
 Object.FileName =  szFileName;
 

 sts = EssOtlOpenOutline(hCtx, &Object, ESS_TRUE, 
  ESS_TRUE, &hOutline);
 

 if (!sts)
 {
  sts = EssOtlFindMember(hOutline, "[Diet].[100-10]", &hMember);
 }
 
 if (!sts && hMember)
 {
  sts = EssOtlSetOriginalMember (hOutline, hMember, "[100].[100-10]");
 }
 
 return sts;
}