オペレーティング・システム権限の判別

Essbase Agentには、エージェントを起動するユーザーの権限に関係なく、エージェントを実行するための正しいオペレーティング・システム権限が割り当てられている必要があります。

エージェントに正しい権限が割り当てられていない場合は、オペレーティング・システムを使用して権限を変更するか、または正しい権限を使用してEssbaseを再インストールします。

UNIX:

EssbaseをUNIXコンピュータで実行している場合は、エージェントはESSSVRプロセスとして動作します。ESSSVRプロセスにはroot権限が必要です。

  権限を確認するには、ESSBASEPATH/binディレクトリでls -l ESSBASEを入力します。

ファイルには、次の読取り、書込みおよび実行の各権限がなければなりません:

         159749 -rwxr-xr-x   1 essbase staff     730168 Aug 31 05:06 ESSBASE
      

Windows:

Oracle EssbaseをWindowsコンピュータにインストールしている場合、エージェントはessbase.exeプロセスとして動作します。このプロセスには管理者権限が必要です。

  権限を確認するには、次の手順を実行します:

  1. ESSBASEPATH/binで、essbase.exeを選択して右クリックし、「プロパティ」を選択して「essbase.exe」ダイアログ・ボックスを開きます。

  2. 「essbase.exe」ダイアログ・ボックスで、「セキュリティ」をクリックします。

  3. 「セキュリティ」で、「詳細設定」をクリックして、「アクセス制御設定」を開きます。

  4. 「アクセス制御設定」で、「所有者」をクリックします。

  5. 「所有者」が「管理者」に設定されていることを確認します。