ユーザーは、オブジェクト上でなんらかの操作を実行する間、そのオブジェクトをロックします。
必要とするオブジェクトがロックされている場合は、次の手順を実行してみてください。
ユーザーの要求が正常に終了するまで待ちます。
要求を実行しているユーザーを確認します。必要に応じて、その要求を終了します。
オブジェクトをロックしているユーザーを確認します。必要に応じて、クライアントでそのオブジェクトのロックを解除します。
それでも問題が解決しない場合は、次の手順に従って、サーバーでオブジェクトのロックを解除します。
エージェント・ウィンドウで、DUMPコマンドを使用してロックされているオブジェクトのリストを取得します。UNIXプラットフォームでは、フォアグラウンドでEssbaseを実行する必要があります。
DUMPコマンドによって生成されたテキスト・ファイルを開きます。ロックに関する情報は、ファイルの最後のロック済オブジェクトのセクションにあります。
現在使用されていないオブジェクトのロックを解除します。
それでもオブジェクトがロックされたままである場合は、Essbaseサーバーを停止して再起動します。