統合タイプのパラメータの設定

統合タイプのパラメータにより、Close Managerからエンド・ポイントに、アクションの実行方法を指示し制御する情報を渡すことができます。たとえば、Close Manager連結を実行する場合、Close Managerでは、連結の実行対象にするアプリケーションや、連結の次元選択を渡すことができます。統合タイプで定義されたパラメータ値は、その統合を使用してタスクまたはタスク・タイプで設定されます。したがって、連結タスクのパラメータ値の設定方法に応じて、Close Manager内の多くのアプリケーションや次元選択にClose Managerの連結統合タイプを使用できます。

各パラメータの定義には、名前、説明、一意のコード、タイプ、および値が必須かどうかの設定が必要です。パラメータ・コードは、Close Managerにより、エンド・ユーザー・タスクでは実行URLに、システム自動統合タイプでは実行Webサービスに渡されるパラメータ名に置換されるトークンです。必須の値は、スケジュール内のすべてのタスクに1つの値を指定しないと、そのスケジュールは「オープン」に設定できません。

パラメータ・タイプにより、パラメータ値と、ユーザーがタスク・フィールドに値を入力する方法を制御します。次のパラメータ・タイプがサポートされています:

統合タイプのパラメータの設定の詳細は、Oracle Technology Network (OTN) WebサイトのOracle Hyperion Financial Close Management統合ガイドを参照してください。

統合タイプのパラメータを設定するには:

  1. 「新規統合タイプ」ダイアログで、「パラメータ」タブを選択します。

  2. 「新規」をクリックします。

  3. パラメータの名前を入力します。

  4. パラメータ・コードを入力します。

  5. パラメータのツールチップを入力します。

  6. 「パラメータ・タイプ」リストから、次のいずれかのタイプを選択し、そのパラメータに必要な追加情報を入力します:

    • チェック・ボックス - ブール値

    • 日付 - 日付値

    • ドキュメント・ナビゲータ - 階層構造の一連の値(たとえば、フォルダとドキュメント)

    • 次元セレクタ - 一連の次元用の値

    • 動的リスト - 実行時に指定する値が含まれた一連の動的なテキスト値

    • 整数 - 自然数での基本的な数値

    • 数値 - 自然数または小数での基本的な数値

    • オプション・グループ - 事前に定義された一連の値用のチェック・ボックス

    • 静的リスト - 事前に定義された一連のテキスト値のリスト

    • タスク情報 - たとえば、担当者、期間、開始日、終了日などのタスク情報

    • テキスト - 自由形式のテキスト値

      注意:

      イベント・モニタリング実行タイプでは、「テキスト」パラメータ・タイプのみがサポートされます。

  7. パラメータの値が必須の場合は、「必須」を選択します。

  8. 「OK」をクリックしてパラメータを保存します。

  9. 「保存して閉じる」をクリックして統合タイプを保存します。